岡山の米Okayama Rice
- 主要産地
- 管内全域
みなさまに選ばれるお米作りを進めています。
岡山県は旭川、吉井川、高梁川の三大河川による豊富な水と肥沃な土、「晴れの国」と呼ばれるほど晴れの日が多く、瀬戸内の穏やかな気候にも恵まれ、昔から米作りが盛んです。
また、県中北部は中山間地、県南は平野部と地理的な条件が様々で、各地で様々な米作りが行われてきました。そのため、品種が多く、各地域でのお米のブランド化も進んできました。
岡山県産のきぬむすめは平成28年産から8年連続で最高評価「特A」を獲得し、各地での特別栽培米や里海米への取り組みなど、おいしいお米作り、環境に配慮したお米作りを推進しています。
お米ならJAで!米倉庫→直売所
JAではJAならではの強みを生かして、どこよりも新鮮で、旨くておいしいお米をお買い求めやすい価格で提供しています。
直売所では、その場で無料精米できるサービスも実施し、つきたてをご堪能いただけます。
代表品種
きぬむすめ
味、白さとツヤに優れ、食味はコシヒカリと同等とも言われています。炊いた白米には光沢があり、冷めても美味しいです。岡山県産のきぬむすめは、日本穀物検定協会の食味ランキングで8年連続で特Aを取得しました。
コシヒカリ
味・こし・粘りのすべてに優れた早生種で、全国ブランド米です。
昭和20年、新潟農試において、「農林22号」を母、「農林1号」を父として交配、福井農試で固定選抜後、昭和28年に「越南17号」の系統名がつけられ、昭和31年に「コシヒカリ」と命名された伝統的な品種です。
あきたこまち
コシヒカリの血統を継ぐ、品質・食味ともに優れた早生種で、全国ブランド米。
昭和50年、福井農試において「コシヒカリ」を母、「奥羽292号」を父として人工交配したF2種子の一部を昭和 52年に秋田農試が譲り受け、系統選抜による固定選抜後、昭和52年に「秋田31号」の系統名がつけられ、昭和59年に「あきたこまち」と命名された人気の品種です。
食味はコシヒカリ系で、粘り、光沢ともに良好です。味だけでなく、炊きあがりの香りも人気で、もち米のように粘りがあるので、冷めても美味しいのでおにぎりなどに最適です。
岡山県産「きぬむすめ」が、8年連続の特A獲得!
平成26年に岡山県の推奨品種に採用された「きぬむすめ」。「キヌヒカリ」を母、「祭り晴」を父として育成された「絹(きぬ)」という名前のとおり、白さとツヤに優れたお米で、食感は”こし”と”粘り”があり、コシヒカリと同等の良食味評価を受けています。熱々ごはんはもとより、おにぎりやお弁当にも適し、冷めてもおいしいお米です。
日本穀物検定協会が毎年発表している食味ランキングで、岡山県産は8年連続で食味が最も良いとされる最高ランクの「特A」を獲得しました。
農業もエコ!「里海米(さとうみまい)」
循環環境保全型事業「瀬戸内かきがらアグリ」
JAグループ岡山では、海で育った牡蠣の殻を肥料に使って水稲を栽培し、その田畑の栄養分が川へ流れ、海へ注いでまた牡蠣を育てる…という循環型農業を目指した「かきがらアグリ事業」を行っています。JA晴れの国岡山でもこの事業に参加し、海と山を支えるストーリーを担う一員として水稲栽培に取り組んでいます。もちろん食味も向上します。
里海米をご購入いただき食べていただくことにより、消費者の皆様も、誰でも、好きな時に、私たちの里海・瀬戸内海や岡山の自然や農業を守る活動に参加していただけます。
詳しくは【こちら(瀬戸内かきがらアグリのホームページ)】をご覧ください。
- 「里海米」の認証ロゴマーク
里海米
カルシウムや良質なタンパク質、天然のミネラルが豊富なかきがらを田んぼにまくことで、ふっくらとしてつやつや、冷めてもおいしいお米に仕上がります。
里海米(吉備中央町産コシヒカリ)特別栽培米
かきがらを土壌改良材として使用し、減農薬・減化学肥料栽培を行っている特別栽培米です。
≫特別栽培農産物 吉備中央町産コシヒカリ(里海米)農薬使用状況はこちら
地域のブランド米
岡山東米(赤磐市、和気町、瀬戸町、備前市産のお米)
地域の北部から南部まで、標高差を利用して、早生種から晩生種まで、適地適産で品質の高いお米を栽培しています。健康な土づくりを基本に、安全・安心・良食味の米作りをすすめています。
特別栽培米 あさひ
西日本を代表するお米、朝日。コシヒカリ・あきたこまちなどの美味しいお米のルーツであるこのお米は、昔ながらの伝統を守り、今では岡山の限られた地域でのみ作り続けられています。
穏やかな瀬戸内の気候と、豊かな河川に恵まれた吉備路地区で、晩秋までじっくりと田んぼの中で育まれた朝日米は、一粒一粒に大地の栄養をぎっしりと貯えています。その見事なまでの大粒と、ほのかな甘み、しっかりとしたコシは、おにぎり、寿司、カレーなど、いろんな料理に良く合います。
きぬ姫(矢掛町産きぬむすめ)特別栽培米
矢掛町産特別栽培米きぬむすめの愛称として地域のみなさまの投票によって生まれた名前。色白で高貴な印象の「姫」という文字で、矢掛町の古き良き町並みと、きぬむすめの白くつややかで繊細な美味しさ、そして特別栽培のプレミアム感を表現しています。
≫矢掛町産 特別栽培米 きぬむすめ 農薬使用状況はこちらにいみ源流米(新見市産コシヒカリ、あきたこまち、きぬむすめ)
岡山県新見市の魅力を丸ごとパッケージ。高梁川源流域で育む清純でおいしい米をイメージしました。
特別栽培米とは?
化学肥料(窒素成分)および化学合成農薬の使用をその地域で慣行的に行われている使用状況の50%以下に制限し、栽培したお米のこと。農林水産省の新ガイドラインに従って栽培と使用状況の表示を正しく行った農産物だけがこの「特別栽培」と明示することができます。
ちなみに、「無(減)農薬」「無(減)化学肥料」などの表示は、消費者にとって曖昧でわかりにくい表現として禁止事項とされています。
「特別栽培」という表示は、特別な栽培方法を正確に消費者に伝えることを目的としているのです。
新米収穫時期
品種名など | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
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上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | 上 | 中 | 下 | |
あきたこまち | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コシヒカリ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
きぬむすめ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヒノヒカリ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヒメノモチ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
朝日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アケボノ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
雄町 |
品種名など | 時期 |
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あきたこまち | 9月上旬〜9月中旬 |
コシヒカリ | 9月中旬〜9月下旬 |
きぬむすめ | 10月上旬〜10月中旬 |
ヒノヒカリ | 10月中旬〜11月上旬 |
ヒメノモチ | 9月上旬〜10月中旬 |
朝日 | 10月下旬〜11月上旬 |
アケボノ | 10月下旬〜11月上旬 |
雄町 | 10月下旬〜11月上旬 |
※出荷時期は目安です。地域により異なることがあります。
米のレシピ
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
産地のこだわり
岡山の米のおすすめの食べ方
岡山県の郷土料理の一つ「ばら寿司」。見た目にも華やかなばら寿司は、お祝い事などの「ハレの日」の料理として親しまれています。
シャコ、ママカリ、エビ、穴子など瀬戸内の海の幸をたっぷり味わうとともに、ご飯が主体の料理なので、お米のおいしさも堪能できる、晴れの国おすすめの料理です。
お米のおいしさを味わうなら、やっぱりおにぎり。シンプルな塩むすびや海苔おにぎり、梅干し・おかか・鮭・ツナなどの具材、炊き込みご飯をにぎったり、ふりかけ類で味を付けたり…など、簡単なものから凝ったものまで、色々な楽しみ方ができるおにぎりは、おいしいお米で作りたいですよね。岡山の様々な品種で色々なおにぎりを試していただくと、きっと一番のお気に入りおにぎりが見つかるはずです。
お米の豆知識
他の食べ物と比べて経済的で栄養価が高いです。
近年、炭水化物ダイエットがブームになり、太るからお米は食べないという人も増えているようです。でも、昔の日本人はお米をたっぷり食べていながらさほど太っていませんでした。
お米は炭水化物だけでなく、たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維などをバランスよく含んでいます。またどんなおかずにも合わせやすいのがお米のいいところ。お米を中心にしたバランスの良い食事を続けるとカロリーが効率的に燃焼し、代謝も上がって食べても太らない体に変わっていきます。米食こそダイエットに向いているのです。
冷えたご飯は炊きたてに比べ、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)という成分が多く含まれています。このでんぷんは消化されにくい=糖質に変わりにくいので、摂取カロリーが抑えられるということ。血糖の上昇も緩やかになるため、インスリンの分泌が抑えられ、体脂肪も付きにくくなります。このでんぷんは食物繊維と似た性質を持ち、腸の排出力も高めてくれます。
(出典:JA広報通信)
田んぼのちから
その季節ごとのうつろいは、私たちにとってなじみ深く、昔から見慣れた故郷の風景です。
田んぼはは美味しい米をそだてるだけでなく、
私たちの暮らしを守り、自然環境を守る大きな役割を担っています。
田んぼは水をきれいにしています。
田んぼの底にある土の層がフィルターになり、水を濾過(ろか)しています。この時、有害な窒素分は分解され、空気中に放出されています。濾過された水はきれいな地下水になって、川や生活用水となり、生き物の命を支えています。
田んぼは洪水や土砂崩れを防ぎます。
雨が多い日本において水田は、まさに小さな溜め池です。その貯水量は全国で数十億トンと言われ、溜め池や治水ダムの何倍もの働きがあります。たくさんの雨水が一気に川に流れ込まないように、いったん田んぼに貯めることで洪水や土砂崩れを防いでくれています。
田んぼは気温の上昇を防ぎます。
地球温暖化の原因の一つと言われる二酸化炭素。植物である稲は光合成を行って二酸化炭素を吸収し、きれいな酸素をはき出してくれています。 また、田んぼに張られた水は気温の上昇を抑えるのに役立っています。田んぼの水が蒸発する時に大気から熱を奪うため、周りの気温の上昇を抑える働きがあります。 夏、庭に打ち水をするのと同じ効果です。そして蒸発した水分は雨となって大地を潤します。
田んぼは命を守ります。
水をたたえた田んぼは、色々な生き物の住み家でもあります。
カエル、ゲンゴロウ、ドジョウ、タニシ、トンボ、サギなど、小さな生き物から鳥たちまで、多くの命の受け皿となっています。残念ながら近年、絶滅の危機に瀕している生き物も少なくありません。
一つの種が消えることにより生態系が崩れ、その小さなひずみが、いずれは人々の生活にも影響を及ぼすことがあるかもしれません。
田んぼの生き物を大切にすることは、子供たちの未来を守ることにもつながります。
田んぼは、私たちの心の風景
春には山や花々をその水面に映し、
夏には風と太陽を受けて青々と輝く。
実りの喜び、黄金色の稲穂が風にそよぐ秋。
次の季節を待つ冬。
その景色と存在感は、何ものにも代え難いものです。
地球のため、次世代の子供たちのため、田んぼは失くしてはならない大切な宝物です。
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JA晴れの国岡山 本店 営農部 〒713-8113 岡山県倉敷市玉島八島1510-1 TEL 086-476-1837 |
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