農業応援隊!晴れびとHarebito
東部出荷組合
太田 隆久さん(45)
東部出荷組合
太田 隆久さん(45)
野菜
年中出荷の「連島ごぼう」に誇り
倉敷市連島町は西日本有数のゴボウの産地です。東部出荷組合の22人が12ヘクタールで栽培。高梁川の支流であった旧東高梁川の跡地をいかした水はけのよい砂壌土と地下水が豊かなほ場で育てています。根の長さがそろい、色白でアクが少なく柔らかいのが特長で、地理的表示(GI)保護制度の登録を受けています。洗いゴボウとして出荷しているので、水洗いやアク抜きの手間が省け、皮ごと調理できます。
作型を細分化し通年出荷
同組合は、これまで3つの作型で栽培していました。近年、出荷体制を見直し、春まきを早まきと遅まきに細分化。作型を4つにしたことで1年を通して安定した出荷を可能としました。
土壌消毒で連作障害を防ぐ
太田隆久さんは両親と一緒に45アールのほ場で栽培をしています。
ほ場を掘削機で深く耕うんし、種まきすることから始まります。芽がでるまで毎日水やりを欠かさず、施肥や土寄せをしながら成長を見守り、1本1本丁寧に手作業で収穫。その後、洗い作業と選別、袋づめをします。この行程を年間通して繰り返します。ゴボウは連作が難しいので、土壌消毒が欠かせません。
ほ場を掘削機で深く耕うんし、種まきすることから始まります。芽がでるまで毎日水やりを欠かさず、施肥や土寄せをしながら成長を見守り、1本1本丁寧に手作業で収穫。その後、洗い作業と選別、袋づめをします。この行程を年間通して繰り返します。ゴボウは連作が難しいので、土壌消毒が欠かせません。
根気がいる仕事 だから収穫が楽しみ
産地を維持していきたいという思いから親元就農しました。「根気がいるが、まっすぐ太く育ったゴボウの収穫を楽しみにしている。年間を通して店に並んでいるのを目にするとうれしい。天候や環境の影響などさまざまな課題はあるが、両親から学んだことを基に自分なりに試行錯誤しながら産地の維持と『連島ごぼう』の認知度の向上に貢献していきたい」と意気込みます。
連島ごぼう
西日本有数のゴボウの産地、連島地区。高梁川の豊かな地下水を利用して栽培しています。廃川跡地の良質な砂壌土に育つ「連島ごぼう」は、柔らかく色白です。「地理的表示(GI)保護制度」に登録され品質のよさを国から認められています。空から望む - 倉敷市連島町(砂地の畑が点在し、ゴボウの葉が青々と茂る)
倉敷アグリセンター
「農業資材専門店 晴ればれ 倉敷店」の一角にある倉敷アグリセンターは、連島支店と併設されています。管内には「連島ごぼう」や「連島れんこん」のほか、ショウガなどの特産があります。昔、センターの周囲は海で、文字通り連なる島が点在していました。北東に位置する小高い山の上にある厄神社は、地元で「やくじんさま」と呼ばれ親しまれています。≫倉敷アグリセンターについてはこちら
厄神社
厄神社は倉敷市連島町西之浦の氏神様、連島の総氏神様として厚く尊崇されています。御神祭である須佐之男命の御神徳を仰ぎ、現在では厄除・家内安全祈願、また企業の業務安全・繁栄祈願が行われています。また、毎年10月第2土曜・日曜日には地域の繁栄や五穀豊穣などを祈願する秋季例大祭が行われ、神輿や町内会の千歳楽が町中を練り歩き賑わいます。(問い合わせ:厄神社 TEL 086–444–7372)
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