家庭菜園
ヤマイモ
発芽が地温15度前後で始まり、地上部の生育適期は25度前後。霜にあうと地上部は枯死するので注意しましょう。
勝山支店 経済課
1.植え付け準備
日当たり・排水のよいほ場を選び、植え付け2週間くらい前に元肥を施し、できるだけ深くすき込んでおく。
2㎏
50g
80g
2.畝づくり
なるべく深耕して畝を高く盛土する。
深さ | 栽植距離 | ||
---|---|---|---|
畝幅 | 株間 | ||
ナガイモ | 50~100cm | 80~90cm | 20~30cm |
ヤマトイモ | 40~50cm | 120~150cm | 35cm |
イチョウイモ | 40~50cm | 70~80cm | 20~25cm |
3.種芋の準備
無病の種芋を選び、ナガイモで50~100g・イチョウイモやヤマトイモで50~70gの大きさに切る。種子消毒した後、日陰で乾燥させておく。
4.植え付け
地温が15度以上になった頃が植え付け適期。種イモを畝に対して横置きにする。覆土は5~6cmとする。
5.施肥
ヤマイモの植え付け時は肥料を施肥せず、追肥中心の栽培とする。ツルが20~30cmになった頃から8月上旬まで3回ほど施用する。
3回目は草勢をよく見て、葉の緑が濃く、側枝の伸びが旺盛すぎるようなら、量を減らしたり、追肥をしないなど調節する。葉のしげりすぎは病害虫の発生や、イモの変形につながる。
CDU化成S682
80g
6.管理
1個の種イモから出る芽を1本に芽かきする。イモを十分に肥大させるためには、受光態勢をよくするため、支柱を立てる。支柱は高さ120~150cmくらいで、伸びてきたツルをネットに誘引する。 イモの肥大期の7~9月は乾きやすい畑ではかん水を心がけ、除草と乾燥防止を兼ねて敷きワラをする。
ほかにトンネル用の支柱を半円形に立てたり、キュウリの支柱やパイプなどを利用してもよい。
7.収穫
早掘りするとイモからアクが出て色が変わりやすいため、葉が黄色く紅葉し、枯死するまで待ってから収穫を行う。
ナガイモはとても折れやすく、傷つきやすいので先端の方までしっかりと土を掘り、丁寧に収穫する。
(予防)連作を避け、根菜類の後に作付けしないこと。
植付け前、1回以内
収穫14日前、3回以内とする
収穫7日前、2回以内とする
梅雨や秋など雨の多い時期~茎葉が衰退する月の下旬から増加し始める。葉の表目に黄色の小斑点が発生し、葉脈にそって多角形となる。拡大してくると葉が枯死し落葉する。
収穫前14日前、4回以内とする
梅雨時期、晩夏~初秋に多く発生する。繁茂のはじめに茎葉が褐色の小斑点が発生し、高い湿度で急速に拡大して、黒褐色の大きな病斑となる。
収穫30日前、6回以内とする
詳しくはお近くのJAにお尋ねください。
おすすめ資材
ヤマノイモのレシピ
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
このページに関しての お問い合わせ |
JA晴れの国岡山 勝山支店経済課 〒717-0023 岡山県真庭市江川834-1 TEL 0867-44-5566 |
---|