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岡山県健康の森学園(新見市)

岡山県健康の森学園(新見市)

その他

丹精込めて原木栽培 日本一の乾シイタケを

 新見市の社会福祉法人「岡山県健康の森学園」障害者就労継続支援事業所の利用者17人が、乾シイタケの品質「日本一」を目指して日々作業に汗を流しています。 立木の伐採から玉切り・植菌・伏せ込みまで一から自分たちで手掛け、年間約1万5,000本をハウスと露地で栽培。今年も春の訪れとともに、収穫のピークを迎えたシイタケを丁寧に籠に収めました。

原木栽培のこだわり

 自然の気象条件を利用して育てる原木栽培。ほだ木の移動などが重労働なうえ、天候の影響も受けやすいですが、共同作業と細やかな管理を通じて高品質で安定した生産を実現しました。味や香りの強い、しっかりした肉質に仕上げ、1年を通して出荷します。
品質アップと成育促進のため、1つ1つにビニール袋をかけて育てる
品質アップと成育促進のため、1つ1つにビニール袋をかけて育てる

手間暇かけじっくり

 雨でも雪でもほぼ毎日、森に囲まれたほだ場に通い、ほだ木の状態と向き合います。遮光ネットの開け閉めや散水のほか、芽が出始めたら1つ1つにビニール袋を掛けて保護するなど手間暇を惜しみません。今では全国品評会で毎年のように上位入賞に名を連ねます。

品評会や直売が励みに

 利用者にとって品評会での入賞に加え、直売所などへの出荷を通じて得られる労働対価や消費者とのふれあいがさらなる高みを目指す糧となっています。新たにJA晴れの国岡山の農畜産物直売所旬感広場「晴れのち晴れ」にも出荷を始めました。県南部の消費地に販路が広がり、賃金アップに期待がかかります。
 開園当初から33年間栽培に携わるベテラン利用者は「頑張って育てているから収穫の時が楽しみ。品評会で一番になりたい」と目を輝かせます。
シイタケの写真

乾シイタケ

 日本や中国で古くから不老長寿の食品として珍重されてきました。広葉樹を伐採した丸太に種菌を植え、自然の中でじっくり時間をかけて育てるため、味・香り・風味に優れています。生シイタケは春と秋が旬。乾シイタケは1年を通して直売所に並び、うまみや栄養価が凝縮され、プルンとした食感を味わえます。

空から望む - 新見市哲多町(岡山県健康の森学園周辺を撮影)

新見市哲多町(岡山県健康の森学園周辺を撮影)
哲多支店・哲多営農経済センター・新砥営農経済センターの写真

哲多支店・哲多営農経済センター・新砥営農経済センター

岡山県の北西部、人口約2,600 人の小さな町です。豊かな自然と壮大な 山々、四季折々の美しい景色が心を揺さぶります。田植えシーズンには田んぼ の水面に『阿哲富士』と呼ばれる荒戸山が映り込み、の どかな田園風景を醸し出します。5月には町を象徴す るすずらんの花が咲き誇り、夏には天然記念物の 金ボタルが幻想的に光り輝きます。秋には山全 体が紅葉で真っ赤に染まります。いつ訪れても自 然を楽しめる哲多町にぜひ足を運んでみてください。
金ボタルの写真

金ボタル生息地(蚊家地区の天王八幡神社の境内とその周辺)

天王八幡神社の境内とその周辺は、 金ボタルの生息地として岡山県天然記 念物に指定されており、金色の小さな 光が無数にまたたく幻想的な様子は息 をのむ美しさです。県内でも珍しいとい われているホタルを次世代に伝えようと、 地元のボランティア団体や小学生が保 護活動を行っています。
管内の菌茸類
菌茸類の写真
晴ればれレシピ

シイタケのレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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〒713-8113 岡山県倉敷市玉島八島1510-1
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