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家庭菜園

野菜 広報誌「晴ればれ」2022年4月号掲載

ゴボウ

耕土が深く(50〜60cm以上)、肥沃な畑を選びます。連作をすると土壌病害が発生するので、4〜5年は同じ場所に作らず輪作を行うようにします。
岡 宏和 岡山西広域営農経済センターの写真
岡 宏和
岡山西広域営農経済センター
栽培スケジュール
栽培スケジュール
発芽適温
20〜25℃
(適温であれば5〜8日で発芽します)
生育適温
20〜25℃

1.種まき

ソラのイラスト
ソラからのアドバイス

まっすぐで形のよいゴボウを作り、収穫のときに楽に作業できるようにするためには、畑を50~60cmに深く耕しておこう。50~60cmの深耕がとれない場合は、30cmの深耕をした後、30cmの高畝にしてね。降雨後に土がよく落ち着いてから種をまこう。

基肥
1m2あたりの量
牛ふん
1.5㎏


石灰
30~50g
(1)
化成肥料
14-14-14

60g



もしくは
(2)
化成肥料
「野菜の肥料」

90g
ポイント
種皮に発芽抑制物質があるので、一昼夜水に浸してからまくと順調に発芽する。覆土は種がかくれる程度に軽く行う(好光性種子)。覆土した後、鍬の背で強めに押さえ、種が雨に流されないようにする。
図:種まき

2.間引き

図:間引き
1回目本葉1枚の頃、2本立てにする
2回目本葉3〜4枚の頃、1本立てにする
サンのイラスト
サンからのアドバイス
播種後2ヵ月間は、初期生育がとても遅く雑草に負けやすいので、こまめな除草作業が必要だよ!
ポイント
播種から本葉2枚になるまでは乾燥させないようにしっかりかん水をする。本葉2枚期以降から徐々にかん水量を控えて、5枚期からさらに控えるとよい。

3.追肥・土寄せ

1回目

1回目の間引きが終わったあと、畝の肩を切り崩し、肥料を施して土を返し、土寄せを行う。

図:追肥・土寄せ(1回目)
畝の長さ1mあたりの量
(1)
化成肥料
14-14-14

30g
2回目

1回目の間引き後と同様に、畝の肩を切り崩し、肥料を施して土寄せを行う。

畝の長さ1mあたりの量
(1)
化成肥料
14-14-14

30g

4.収穫

ポイント
収穫までには播種後120〜150日ぐらいかかる。根径が1cmぐらいになった頃から、「若ゴボウ」として食べられる。耕土が深くまであるか、しっかり土寄せを行えば、早生種は根長70〜80cm、晩生種は1m以上になるので、掘り取りの際は折らないように注意が必要。春まきでは、早掘りする以外は収穫期間が長く越冬できる。
図:収穫

春まきは10月下旬から掘り始める。葉が枯れ始める12月からが本格的な収穫期で、3月上旬まで収穫できる。

保存方法
乾燥に弱い。土付きのゴボウは新聞紙で包んで冷暗所に。一度に使い切れないときは、ささがきにして軽く茹でて、しっかりと水気を切り保存用袋などに入れて冷凍保存。
おすすめレシピ!
ゴボウドッグ

レシピはこちら

おすすめ資材

(1)化成肥料 14-14-14
化成肥料 14-14-14の写真
野菜・果樹・花など幅広く使えます。高成分なので少量投入で経済的です。
(2)JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の肥料
JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の肥料の写真
窒素・リン酸・カリに加え、微量要素をバランスよく配合し、野菜の元肥・追肥に幅広く使えます。

イチオシ特産!

連島ごぼう
連島ごぼうの写真
県内初の地理的表示(GI)保護制度に登録されたゴボウ。なんといっても、際立つのはこの白さ!
明治ごんぼう
明治ごんぼうの写真
井原市明治に育つ歴史あるゴボウ。粘土質の赤土のため太く香り豊かなゴボウが仕上がる。
晴ればれレシピ

ゴボウのレシピ

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岡山西広域営農経済センター

〒712-8001 岡山県倉敷市玉島八島1510番地1 2F
TEL 086-522-2404
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