家庭菜園
野菜 広報誌「晴ればれ」2024年8月号掲載
ブロッコリー 側花蕾を春まで取り続ける
種まき:7月下旬~8月中旬
収穫盛期:10月中旬~12月に頂部の花蕾を収穫。その後側枝から小さい花蕾を春まで取り続ける。
収穫盛期:10月中旬~12月に頂部の花蕾を収穫。その後側枝から小さい花蕾を春まで取り続ける。
ブロッコリーは冷涼な気候を好み、生育適温は18~20度です。小さいときは高温に強いですが、つぼみの肥大期には耐暑性が弱くなります。耐寒性もあまり強くなく、氷点下2度以下で凍害を受けます。
津山東部アグリセンター
綾部 裕二郎
綾部 裕二郎
1.苗づくり
128穴のセルトレイ、少ない植え付けなら直径9cmのポリポットに、3~4粒種をまき、本葉2~3枚以上で1株に間引きます。苗づくりの期間中は、寒冷紗で害虫の飛来を防ぎます。
2.畑の準備
植え付け2週間前に、1m2当たり苦土石灰100gをまき、深く土を耕しておきます。植え付け1週間前に1m当たり「❶ 野菜の肥料」100gと堆肥2~3kgを施し、土を戻してよく混ぜて、高さ10cm程度の畝を作っておきます。
3.植え付け
本葉4~5枚の頃、株間45cm程度に植え付けます。
植え付け前に、植え穴に十分かん水して植え、傷みの少ないようにします。
植え付け前に、植え穴に十分かん水して植え、傷みの少ないようにします。
4.追肥
追肥は植え付け後20日頃株元に「❷ 化成肥料14-14-14」を1株10gくらいまいて、土寄せします。2回目は花蕾が見える頃に施用します。頂部の花蕾を収穫後、側枝の発生を促すため、さらに「❷ 化成肥料14-14-14」を1株10gくらい与えます。
病害虫(ヨトウムシ、コナガなど)が多いので、アファーム乳剤などで駆除します。
病害虫(ヨトウムシ、コナガなど)が多いので、アファーム乳剤などで駆除します。
農薬の使用にあたってはラベルをよく確認し、使用した記録を残しておきましょう。詳しくはお近くのJAにお尋ねください。
5.収穫
直径12~13cmぐらいになったら包丁で切り取ります。頂花蕾の収穫後、側枝から発生する小さい花蕾を春まで取り続けることができます。
おすすめ資材
❶ JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の肥料
窒素・リン酸・カリに加え、微量要素をバランスよく配合し、野菜の元肥・追肥に幅広く使えます。
❷ 化成肥料14-14-14
野菜・果樹・花など幅広く使えます。高成分なので少量投入で経済的です。
晴ればれレシピ
ブロッコリーのレシピ
「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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JA晴れの国岡山 倉敷アグリセンター 〒712-8001 岡山県倉敷市連島町西之浦512 TEL 086-444-0447 |
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