農業応援隊!晴れびとHarebito
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勝英統括本部 アスパラ部会
福原 資雄さん(38)
勝英統括本部 アスパラ部会
福原 資雄さん(38)
野菜
アスパラガスが教えてくれた農業のおもしろさ
就農して3年目を迎える、津山市の福原資雄さん(38)。10年前にUターンした父に続き、生まれ育った京都から岡山へ移住し就農しました。一念発起し、妻の裕夏さん(37)と農業に携わる毎日を過ごしています。
アスパラガスが畝からすくすくと顔を出し、収穫の時を待っています。
アスパラガスが畝からすくすくと顔を出し、収穫の時を待っています。
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就農したきっかけは?
母方の祖父が専業農家で、キュウリやトマトなど多彩な種類の野菜を作っていました。子どものころから手伝いをするなど、農業が身近にあり、大学も農学部へ進みました。一時はサラリーマンとして働いていましたが、3年前、父の実家がある津山市勝北地区で就農を決めました。地元特産のアスパラガス栽培の手応えは?
JAなどの薦めにより、3年前にアスパラガスを5アールで始めました。昨年初めての収穫を迎えましたが、防除や除草に追われ、本当に大変でした。収穫量は多かったものの、病気が多発。春芽の収穫はわずか10日ほどで終わりました。
今シーズンは肥料を減らすことで収量を抑え、品質向上を目指し、ゆっくり落ち着いて世話ができるようにしました。
2年目の収穫が4月中旬に始まりました。しっかりと株が育ち、太く甘いアスパラガスがたくさん収穫できています。収穫時に折れたものを口に入れてみると、生でも甘くて本当においしいです。
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甘くてシャキシャキ!
サラダや炒め物など幅広い料理で楽しめますよ
サラダや炒め物など幅広い料理で楽しめますよ
今後どんなアスパラガスが作りたいですか?今後の目標を教えてください
昨年初めて収穫し、初心者の指針でもある「5アールで150キロ」の4倍以上の650キロを達成しました。苦労はしましたが、大成功しました。今年は規格から外れる細い物を撤去し、太いアスパラガスに栄養を集め、Lサイズ以上の秀品の割合を上げていきたいです。
アスパラガスなどの野菜は、手の入れ方、肥培管理の加減など各生産者で異なり、作り方次第で収量も変わります。手を掛けただけ返ってきます。農業は失敗しても自分が責任を取ればよい。いくらでも語れるほど、農業に面白味を感じています。みんな農業をやってみてほしいです!
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空から望む - 津山市勝北地区
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アスパラガス畑の上空からドローンで北の方向を撮影。北に那岐山連峰を望み、山麓の日本原高原から区画整備された田んぼがなだらかに広がります。
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