JA晴れの国岡山の自己改革(各統括の取り組み)
JAグループの自己改革とは?
各地区の取り組み
岡山東ブロック
プロの指導が人気 農・JAに親しみを
岡山東ブロックは、JA住宅ローンを利用している子育て世代を対象に野菜栽培講座「食育満点倶楽部」を開いています。JAの強みを生かし、営農指導員が定植方法などをレクチャーします。講座は食農教育の一環として非農家世帯にも農業に親しみ、JAを身近に感じてもらおうと開催しています。プロの指導を受けられるということで、好評いただいています。
※JA晴れの国岡山の合併前の過去の取り組みです。
岡山西ブロック
地域に寄り添い必要とされるJAを目指す
岡山西ブロックでは、農業の維持・発展を目指したさらなる活動に取り組んでいます。
基本目標の1つである「農業生産の拡大」では“出向く営農相談機能の充実”に向け、タブレット端末機53台を導入し、営農相談業務の強化を図っています。タブレットを活用することで、幅広い営農情報の提供と、農家の相談にスピーディーに返答でき、信頼を高め農業生産の拡大に貢献することを目的としています。多くの生産者・組合員のもとへ出向き、所得増大・生産拡大につながる取り組みを進めています。
「地域の活性化」では、新たに“年金感謝日”を設けたことで、支店が地域コミュニティの活性の場となっているほか、広報誌へ投稿専用はがきを導入し、JAに対するご意見・ご提案を事業運営・組織活動・地域活動に反映するよう取り組んでいます。
※JA晴れの国岡山の合併前の過去の取り組みです。
倉敷かさやブロック
農家の良き理解者として地域づくりに努める
倉敷かさやブロックは、自己改革の三大目標の実現を目指したさまざまな取り組みを行なっています。
「農業者の所得増大」では、JA専用肥料を考案し、肥料の品数を集約することで肥料コスト削減に取り組み、オリジナルの黒マルチや草刈り刃を企画し、低価格商品として提案しています。また、岡山県で始めてGI登録された『連島ごぼう』や、米の食味ランキングで2年連続特Aを取得した『きぬむすめ』を特別栽培した矢掛町産“きぬ姫”の有利販売に努めています。
「農業生産の拡大」では、役職員と担い手生産者との意見交換会を積極的に行ない、各部署が連携し、担い手の要望を早急に解決するようにしています。さらに、青空市出荷者を主とした栽培講習会も随時行なっています。
「地域の活性化」では、新たな取り組みとして、病院の管理栄養士と管内の直売所がコラボして駅前の量販店に産直コーナーを出店し、来店された消費者の皆さまに地元野菜の特徴などを説明しながら管内の特産物を知ってもらい、食材を活かした調理法を教えてもらえるので大変喜ばれています。
※JA晴れの国岡山の合併前の過去の取り組みです。
びほくブロック
地域×農業をびほくは支える
びほくブロックは、自己改革最終年度の今年度、営農振興計画・地域くらし活性化計画を達成するため、総合事業の強みを生かし、事業・部門間が連携・協働し、JA全体で多彩な活動を展開しています。
農家所得向上を目指し整備した、JAブドウ選果場。全国でびほくブロックにしかない色彩選別カメラを導入した2大選果場体制を取ることで、人の目に左右されず妥協を許さない選果をし、高品質と圧倒的な数量が確保され、他産地との差別化を図ることで有利販売につなげています。今年度から取り組んでいる、女性部とのダルマササゲ栽培プロジェクトでは、地域農業の維持と農家所得向上を目指しています。女性部をひとつの生産部会として産地化に取り組み、JAが種子の提供や出荷資材の無償提供などで後押しをするプロジェクトを進行中です。
地域活性化のため、総合展示会で子どもたちと触れ合うブースの設置や、支店だよりの発行を通じて、組合員・利用者とのつながりを深めています。また、直売所では、特産品のPRと地域おこしにつなげようと、地元小学生が作成したPR看板を直売所に設置し、来店者の目を引いています。
※JA晴れの国岡山の合併前の過去の取り組みです。
新見ブロック
農業経営事業で産地つなぐ水稲、和牛、トマトを生産
新見ブロックは、高齢化する産地の維持発展のため、今年度より農業経営事業に多角的に取り組んでいます。稲作と和牛の繁殖・肥育に加え、トマトの生産も新たに始めました。
稲作で、昨年の倍の10㌶を管内の組合員から引き受け、一部には小豆も作付け、水田を守っていきます。和牛では子牛の育成で中心的な役割を担う井倉牧場の運営を引き継ぎ、農家から優先的に子牛を預かりながら、繁殖牛の増頭を進め、肥育との一貫経営で特産「千屋牛」の産地の維持発展を目指します。トマトの生産では、生産部会の一員として出荷している他、新規就農者やJA職員の体験研修、新技術の実証などにも取り組み、担い手の育成確保に役割を発揮しています。
県南からUターンし、JAと雇用契約を結んで就農した男性(32)は「雇用なので経済的にも技術的にも心配が少ない。一人前になり、自分の畑を持ちたい」と夢を描きます。
※JA晴れの国岡山の合併前の過去の取り組みです。
真庭ブロック
県内一の産地を目指して
真庭ブロックは、自己改革の柱の1つである「農業者の所得向上」の取り組みとして、農産物の産地拡大に向けて活動を行っています。昨年度白ネギ、ナス、今年度ブドウと3つの共同選果を相次いで開始し、生産者の省力化と面積の拡大につなげています。
共同選果を始めた農産物の1つが白ネギです。真庭ブロックの北部地域では1998年ごろから夏場に出荷する白ネギの栽培が盛んで、今でもその高い品質と栽培技術は管内の農家の先駆者として産地を引っ張っています。これに続けと南部地域でも2016年に南部白ネギ生産組合を立ち上げ、生産者も年々増えつつあり、今シーズンは昨年より生産者12戸、面積が約1.5㌶増加しました。管内全域では58戸、面積9㌶となり、県の産地指定の10㌶にもう少しで届くところまで来ています。
定植は同じ4月頃に行いますが、気温25度以上になると生長が止まる性質を利用し、北部で8月下旬から、南部で10月から2月にかけて長期間リレー出荷できるよう体制が整いつつあります。共同選果場は選果の機械を持たない生産者が多い南部地域に設置しました。
南部白ネギ生産組合の中山克己組合長は「これしかないと白ネギにかけています。先進地に追いつけるよう頑張りたい」と話します。真庭ブロックでは、白ネギのブランド化に向け、貸し出し機材の導入や試験品種の栽培など生産者をサポートできるよう取り組みを続けていきます。
※JA晴れの国岡山の合併前の過去の取り組みです。
津山ブロック
地域農業をもっと元気に!!
津山ブロックは、農業者の所得増大・農業生産の拡大・地域の活性化を実現するためさまざまな自己改革を進めています。その中の一つが農園芸資材専門店JA-CATの展開です。全農と協同運営で2017年3月にオープン。資材供給体制を整え、配送業務の委託による物流コストの低減、必要以上の在庫を抱えるリスクを抑え、資材価格の引き下げによる農家所得の増大を図っています。
販売事業では、新たに関西圏の大型スーパー阪急オアシス内に産直コーナーを設けるインショップ事業を2017年6月より始めました。販路拡大と多品目少量出荷や生産過剰の解消にも役立ち、出荷者に販売状況がメールで届き、売る店や値段は出荷者が決めています。販売率は9割以上と安定し、所得向上につながっています。
また、2年連続米の食味ランキングで特Aを獲得した岡山県産「きぬむすめ」の評価を最大限に生かそうと、食味値(タンパク質含量、アミロース含量、水分)等一定の基準を満たした米を厳選した「プレミアムきぬむすめ」の限定販売を開始しました。より一層の知名度向上と生産者の所得向上を目指しています。
※JA晴れの国岡山の合併前の過去の取り組みです。
勝英ブロック
もっと身近に ずっと身近に 地域を結ぶ
勝英ブロックは、組合員に対して実施したアンケート調査の結果をもとに、永い間支えてくれた組合員のために、8つの地域貢献活動を企画。
4月15日からスタートした、地産地消とフードマイレージ運動を促進する『地産地消!ビンゴスタンプラリー』をかわきりに、勝英ブロックの特産品をPRする『うまいもん詰め放題』、子供たちの食農教育と高齢者の生きがいづくりを目的とした『生産者のお仕事体験プログラム』、勝英ブロックの食材の魅力を伝えるお料理教室、感謝の気持ちを形にする『笑顔写真でモザイクアートを作ろうプロジェクト』、勝英ブロックの魅力を再発見する『フォトコンテスト』、婚活で地域活性化を図る『勝英de婚活』を行ってきました。そして、これらの活動の集大成として、11月10日に『ふれあい祭』を行いました。
創造的自己改革への取り組みの最終年度の今年は、『もっと身近に ずっと身近に 地域を結ぶ』をスローガンに、さまざまな活動を通じて組合員に感謝を伝え、また、勝英ブロックの新しいファンを作ることができました。
※JA晴れの国岡山の合併前の過去の取り組みです。
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