農業応援隊!晴れびとHarebito

勝英奈義肥育部
(左から)
鷹取 弘泰さん(45)
國富 宏大さん(38)
豊福 祥旗さん(40)
花房 尚徳さん(38)
國富 雄大さん(41)
勝英奈義肥育部
(左から)
鷹取 弘泰さん(45)
國富 宏大さん(38)
豊福 祥旗さん(40)
花房 尚徳さん(38)
國富 雄大さん(41)
畜産
仲間と支え合い「なぎビーフ®」育てる
中国山地の秀峰、那岐山のふもとで勝英奈義肥育部が生産するブランド牛「なぎビーフ」。
現在は、黒毛和種や交雑種を年間で約1000頭、姫路・大阪・岡山の各市場へ出荷しています。
現在は、黒毛和種や交雑種を年間で約1000頭、姫路・大阪・岡山の各市場へ出荷しています。
若き担い手がつなぐ
同部は「鷹取長圓牧場(株)」、「(株)國富」「(株)OriginalQuchi」「花房牧場」に加え、共同経営の「農事組合法人伍協牧場」で構成しています。どの農場も3代目が技術を受け継ぎ、主力として活躍。互いに手を取り学び合いながら肉牛の生産に取り組んでいます。
部長の鷹取弘泰さんは「みんな非常に研究熱心。5人が情報交換しながら切磋琢磨し、意識を高めている。互いの農場が近く、困ったときに助け合える仲間の存在は心強い。仲間との団結力が牛肉のおいしさにつながっている」と話します。
部長の鷹取弘泰さんは「みんな非常に研究熱心。5人が情報交換しながら切磋琢磨し、意識を高めている。互いの農場が近く、困ったときに助け合える仲間の存在は心強い。仲間との団結力が牛肉のおいしさにつながっている」と話します。
地域内のエサにこだわる
肥育技術の高位平準化に向け2022年からJ-GAP(農業生産工程管理)の取得を目標に掲げています。飼育環境や牛の体調管理などを徹底し、健康な肉牛を育てることで市場や消費者からの信頼を得ています。
地元の水稲農家と協力し耕畜連携にも力を入れており、粗飼料には稲ワラを中心に与えています。そのほとんどを町内で調達し、輸入に頼らないことで費用を削減。飼料高の影響を最小にとどめています。稲ワラはよくかんで食べるので腹持ちがよく、体をしっかり作り、肉質のよさにもつながります。
仕上げ期に与えるのが、地元特産の黒大豆「作州黒®」のきなこです。JA職員の提案で取り入れ、食いつきもよく、ポリフェノールの抗酸化作用による効果を期待します。
ヨーロッパ・東南アジア・北米を中心に輸出し、日本食ブームのなか「和」をイメージする日本特有の黒大豆を与える牛肉として、年々人気が高まっています。
地元の水稲農家と協力し耕畜連携にも力を入れており、粗飼料には稲ワラを中心に与えています。そのほとんどを町内で調達し、輸入に頼らないことで費用を削減。飼料高の影響を最小にとどめています。稲ワラはよくかんで食べるので腹持ちがよく、体をしっかり作り、肉質のよさにもつながります。
仕上げ期に与えるのが、地元特産の黒大豆「作州黒®」のきなこです。JA職員の提案で取り入れ、食いつきもよく、ポリフェノールの抗酸化作用による効果を期待します。
ヨーロッパ・東南アジア・北米を中心に輸出し、日本食ブームのなか「和」をイメージする日本特有の黒大豆を与える牛肉として、年々人気が高まっています。
町内に取扱店を増やしたい
「まだまだ若年のブランド。市場とその先の消費者に評価してもらえるよう、見た目もよく、食べておいしい牛肉を意識して育てていきたい」と鷹取さん。今後は町内で取り扱う飲食店や販売店を増やすとともに、輸出の増加にも応えられるよう、さらなる高みを目指します。

和牛
岡山県は古くから中国山地を中心に和牛の飼育が盛んでした。その裏付けとして和牛のルーツを紐解くと、県内で育種改良した優良系統牛(蔓牛)にたどり着きます。こうした歴史と伝統を背景に、各地には「なぎビーフ®」「千屋牛®」「備中牛®」「つやま和牛」といったブランド牛があります。空から望む - 奈義町中島東(町のシンボル「那岐山」の裾野に点在する牛舎(右下から右中央にかけて))


奈義支店
奈義町は県北東部に位置し、登山やハイキングの名所として親しまれている「那岐山」のふもとにある自然豊かな町です。農業も盛んで、水稲や黒大豆「作州黒®」、そして「なぎビーフ®」が有名です。
アートや文化も魅力的で、世界的に有名な建築家、磯崎新氏が設計した奈義町現代美術館は斬新なデザインと独創的な展示で訪れる人々を魅了します。昨年秋の「森の芸術祭 晴れの国・岡山」でも注目を集めました。
アート・グルメ・アウトドアを楽しめ、自然と文化を感じることができる、とっておきの場所です。 ≫奈義支店についてはこちら

瀧神社 本社
那岐山に連なる「滝山」。この山の中腹、うっそうと茂った自然林の中に、ひっそりと鎮座しています。本殿の背後の雄滝が凍結してつららとなる冬の景観も見事です。ただし、参道が自衛隊の演習場内にあるため、本社への参拝が制約されており、瀧神社に行くためには往復約10時間の登山が必要。参拝が困難なことから幻の神社といわれています。来年、2026年4月には、33年に一度の式年御開帳大祭が執り行われます。
【問い合わせ】
奈義町観光案内所:TEL 0868-36-7311
このページに関しての お問い合わせ |
JA晴れの国岡山 本店 総務部 〒713-8113 岡山県倉敷市玉島八島1510-1 TEL 086-476-1830 |
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