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2人で力を合わせ栽培に勤しむ

赤坂ぶどう部会
塚本つかもと まもるさん(49)
   めぐみさん(44)

赤坂ぶどう部会
塚本つかもと まもるさん(49)、めぐみさん(44)

果物

誉乃ほまれのAKASAKAあかさか®」目標に究極のピオーネを

 古くから果樹栽培が盛んな地である赤磐市赤坂地区で、赤坂ぶどう部会の部会員55人が小さな産地ながらも、高級ピオーネのブランドを立ち上げるなどして栽培に力を注いでいます。その中でも若手の塚本護さん、惠さん夫妻は、技術を引き継ぎながら産地を盛り上げようと奮闘しています。

二人三脚で作業

 父から農業を引き継ぎ今年で12年目。ピオーネは20アールを栽培しています。
 作業は、1本の木に対し2人が仲よく向かいあって進めます。「バラバラで作業するより一緒にした方が早く終わるから」と照れながらも、収穫にむけ力を合わせ、ひと房ひと房こまめに手入れをしています。今季は好天も味方し、過去3、4年で1番の出来だといいます。
ひと房ずつブランドを示すタグをつけて出荷

ブランド基準を満たすため

 部会では産地の活性化を目指し、外観に加え食味も十分に備わったものを「誉乃AKASAKA」として出荷しています。1粒が500円玉よりひとまわり大きく、房の形や色づきなど見た目のよいものを選び、さらに糖度・酸度が測定できる非破壊糖度計で検査。独自の厳しい基準をクリアした、甘く、ほどよい酸味で濃厚なコクがある高級ピオーネです。
 塚本さんも「誉乃AKASAKA」を目標に大粒で甘いピオーネに仕上げるため、枝に対しての房数を通常よりも少なく制限。さらに、土に乳酸菌を入れることで、根や枝に活力を与えるなど余念がありません。

情報交換惜しみなく

 「産地には熱意ある先輩農家ばかり」と話す護さん。部会では、それぞれのほ場を見学するなどして情報を共有。先輩農家は栽培の技術を惜しみなく教えてくれるので、産地が一体となって品質の向上、ブランドの強化につながっているといいます。「ブランドピオーネは産地の誇りになっている。未来につながるよう、自分も高品質で味も形も自信のあるものを作って産地を盛り上げていきたい」と意気込みます。
白桃の写真

ピオーネ

 岡山県が全国一の生産量を誇る「ピオーネ」。イタリア語で「開拓者」という意味を持つ、甘く大粒の種なしブドウです。冷やしすぎると甘みを感じにくくなるため、食べる直前に30分ほど冷やして食べるのがおすすめ。県全域で栽培し、県南から県北までの気候の違いをいかし11月中旬まで長期出荷します。

空から望む - 赤磐市由津里(ピオーネのハウス周辺を撮影)

赤磐市由津里(ピオーネのハウス周辺を撮影)
赤坂支店の写真

赤坂支店

 赤磐市のほぼ中央に位置する赤坂地区は、大部分を山間丘陵地が占めており、豊かな自然が広がります。一方で岡山市の中心街にも比較的近く、住みやすい地域でもあります。
 穏やかな気候で晴れの日も多いので、昔からモモ・ブドウ・イチゴをはじめ、全国から注目を集める酒米「雄町」、国内唯一の産地となっている西洋梨「パス・クラサン」など特産の栽培が盛んです。ぜひ季節の味覚を味わいに来てください。
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岩神神社のゆるぎ岩の写真

岩神いわがみ神社のゆるぎ岩

 赤磐市惣分そうぶん地区にある岩神神社は、拝殿奥に祀られる巨石群を御神体として、大国主命おおくにぬしのみことを祭神としています。この御神体は約5mの巨石がわずかな支点で支えられ、落ちそうで落ちないことから「ゆるぎ岩」と呼ばれ、受験生に人気のパワースポットにもなっています。
管内のピオーネ
ピオーネの写真
晴ればれレシピ

ニューピオーネのレシピ

「晴ればれレシピ」のページでは、晴れの国岡山の旬の食材を使ったレシピを紹介しています!
直売所で新鮮な農産物を選んで、ぜひ、旬の味覚をおいしくいただいてください!
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