販路の拡大の取り組み

　同町産リーキは都市部で人気が高く、東京・大阪・名古屋などを中心に出荷しています。高級ホテルやフレンチレストランで人気の高級野菜となった一方で、一般の消費者の認知度は高くないのが課題でした。そこで部会では2021年に知名度向上を目指し、同町産リーキを「満点リーキ」と名付けました。「満点」には、出荷時期が12月から翌年3月までと受験シーズンと重なり、切り口が年輪のように輪が重なっていることから、たくさんの〇（まる）、満点を目指してほしいとの気持ちを込めました。

今後の取り組み

　今年は育苗期の高温と植え付けからの少雨の影響で、出荷量が前年に比べ減少しましたが、味と品質には自信があります。共同選別によって太さ・重さ・軟白部分の長さなどの品質を厳しく確認しています。規格を揃え高い基準で出荷することで「満点リーキ」の更なるブランド力強化を目指します。「矢掛の満点リーキを地元をはじめ全国の皆さんに食べてもらいたい」と髙見部会長はPRします。