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家庭菜園

野菜 広報誌「晴ればれ」2025年2月号掲載

サンチュ 葉をかき取りながら長い間収穫できる

種まき:4月頃
収 穫:5~6月頃
「サンチュ」というのは韓国名です。日本では下からかき取ることから「カキチシャ」、または焼肉を包んで食べることから「包菜」と呼びます。1株から数ヵ月にわたり、数十枚もの葉をとることができます。収量が多いので育てる株数は少数でもよく、庭先のミニ菜園やプランターにもおすすめです。軽い連作障害が発生するので、畑なら1年くらい空ける、プランターなら毎回土を変えましょう。
新見アグリセンター 藤井 俊仁の写真
新見アグリセンター
藤井ふじい 俊仁としひと

1.苗づくり

3号ポリ鉢に4~5粒まく。種が小さいので覆土は薄く、発芽まで新聞紙で覆い、乾かないようにかん水に注意します。
本葉2~3枚の頃に間引いて1本立てにします。
本葉が4~5枚になった頃、畑に植えます。

2.畑づくり・植え付け

生育期間が長いので、元肥には良質の完熟堆肥を施します。強酸性に弱いので石灰も入れましょう。
1m2あたり
堆肥
2kg
石灰
100g
長型のプランターなら2株植えに

3.追肥

植え付け後
1株あたり
油かす
30g
生育の様子をよく観察しながら15~20日に1回ぐらい、株のまわりにばらまき、軽く土に混ぜ込みます。

4.収穫

葉の長さが17~18cm以上になったら下の葉から順次かき取ります。

生育の様子を見ながら1回に2~3枚が目安ですが、草勢をみて適宜調整してください。収穫を重ねるごとに茎は太く、たくましくなり、胸の高さ以上にもなります。

おすすめ資材

化成肥料14-14-14
化成肥料14-14-14の写真
野菜・果樹・花など幅広く使えます。高成分なので少量投入で経済的です。
晴ればれレシピ

サンチュのレシピ

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