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まにわブドウ商談会で売り込み/まにわぶどう部会
ブドウを試食する参加者
JA晴れの国岡山真庭統括本部は8月7日、真庭市が市内で開いた視察・商談会に参加。真庭産ブドウやスイートコーン、トマトなどの蒜山高原の特産を、関西から訪れた食品卸業や小売店、飲食店などのバイヤーなどに売り込みました。
市はJAや県と協力し、真庭産ブドウのブランド化や生産拡大を目指して、まにわぶどうブランド力強化促進事業を推進。商談会は昨年に続き2回目です。今回は11社が、真庭産ブドウを中心に農産物や加工品などを視察しました。
まにわぶどう部会では157戸が各種ブドウを栽培。南北に広く、気温差を利用して6月の加温から11月の露地までリレー出荷します。小さい産地ですが、生産者の高い技術と確かな選果で、市場からはトップクラスの評価を得ています。本年度から市や真庭農業普及指導センターなどの協力で、マーケティングを強化。高い品質と循環型農業などを強みに、販路の拡大や産地の維持・発展を目指します。
視察では参加者が同部会生産者のほ場を訪れ、「シャインマスカット」「ピオーネ」「オーロラブラック」の3品種を試食。職員が生産者の栽培技術や選果の精度の高さ、今後取り組みを加速させる循環型農業などについて説明。参加者から「今年の出来はどうか」「オーロラブラックはなぜ珍しいのか」などの質問が寄せられました。
食品の輸入などを手がける商社は「品薄になる10~11月に輸出できるシャインマスカットを探している。クオリティが高ければ取扱いを考えたい」と話しました。