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次世代ブドウ「オーロラブラック」 産地力向上を目指し、現地研修会
撮影日:6月16日/撮影場所:赤磐市是里
「オーロラブラック」の生育を確認する生産者
岡山東統括本部は6月16日、ブドウ「オーロラブラック」の品質を統一し産地のブランド力を向上しようと赤磐市是里の生産者、岡本恭子さんの圃場で現地研修会を開きました。生産者、JA関係者ら約50人が参加し、圃場の生育状況を確認しました。
東備普及センターの職員がオーロラブラックの有利性や房づくりについて説明しました。今年は4月に低温が続き生長の遅れが見られましたが、ゴールデンウィーク以降の高温で例年並みとなりました。研修では5月以降の乾燥にも触れ、こまめなかん水の必要性を呼びかけました。
販売面では全農おかやまの職員が昨年度の実績を説明し、今後の有利販売、安定供給に向け、「名前にある「ブラック」に負けないよう着色管理を行い、一房でも多く出荷をお願いしたい」と呼びかけました。
酸味の少ないオーロラブラックは台湾、香港でも人気の高い品種です。脱粒しにくく日持ちもするため輸出に向く品種として期待されています。統括本部管内では約4ヘクタールの面積で栽培しており、温暖な南部から標高が高く気温の低い北部まで幅広い気候を生かしリレー出荷を行い出荷量の安定を目指しています。