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極早生の桃「はなよめ」シーズン到来!!
(右から)浅原園芸組合の室山浩二郎組合長、室山翔太郎さん、浜田博行さん
極早生桃「はなよめ」
岡山県産露地栽培の桃で最も早く市場に出回る極早生品種「はなよめ」の出荷が12日、いよいよ始まりました。
JA晴れの国岡山管内の玉島北・浅原・浅口・瀬戸の各産地より、大阪本場、岡山市場、倉敷市場、福山市場へ向けて2キロ箱とパック詰など合わせて843キロを初出荷しました。
「はなよめ」を収穫する室山翔太郎さん
浅原園芸組合の室山(むろやま)翔太郎(しょうたろう)さん(32)は、倉敷市浅原の畑10アールで「はなよめ」を栽培しており、初出荷日は早朝から、一つ一つ色づきや玉太りを確認しながら丁寧に摘み取っていました。
室山さんは「4月に気温が低く生育が遅れたため、やや小玉傾向だが、その分甘く上々の出来。ぜひ食べてみてほしい」と期待を寄せます。
「コロナに負けるな!」シールを貼ったパッケージ
同園芸組合では、46戸が22ヘクタールで露地桃を栽培し、うち8戸が「はなよめ」を栽培しています。
今年は、新型コロナウイルスの影響も懸念されるなか「桃を食べて元気になってほしい」との思いを込めて「コロナに負けるな!」と表記したシールをパッケージに貼り販売します。
選果場で箱詰めされる「はなよめ」(玉島北ピーチセンター)
また、同JA玉島北ピーチセンター(倉敷市玉島)で初出荷セレモニーを行い、営農・販売担当の山本日吉司常務は「岡山県の代表的な果物でもある桃の出荷が始まった。一致団結して今シーズン有利販売につなげていきたい」と話しました。
露地モモは6月中下旬に早生種「日川白鳳」が出始め、7月中旬に「白鳳」「清水白桃」が最盛期を迎えます。