家庭菜園
野菜 広報誌「晴ればれ」2022年8月号掲載
ブロッコリー
排水のよい畑を選び、元肥をしっかり施し、茎葉を大きく育てます。害虫がつきやすいので、防虫ネットなどをかぶせて食害を防ぎましょう。
![津山東部アグリセンター 綾部 裕二郎の写真](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/advice.jpg)
綾部裕二郎
津山東部アグリセンター
津山東部アグリセンター
栽培スケジュール
![栽培スケジュール](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/01.png)
1.苗づくり
128穴のセルトレーにセル成型苗専用の土を使い、
1穴に3〜4粒まく。
1穴に3〜4粒まく。
![図:苗づくり1](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/02.png)
育つにつれて間引いて1本立てにする。
![図:苗づくり2](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/03.png)
![ソラのイラスト](/resources/images/agri_food/kateisaien/advice_sora.png)
ソラからのアドバイス
夏まきの場合、苗を置く場所はできるだけ風通しのよい涼しい場所を選び、強光時にはよしず・ネットなどで遮光し、かん水不足にならないよう注意しよう。水やりはできるだけ午前中にしようね。春まきの場合、温度の確保が必要だよ。
2.元肥入れ
植え付け2週間前に1㎡当たり苦土石灰100gをまき、深く土を耕しておく。
植え付け1週間前に堆肥と肥料を施し、土を戻してよく混ぜ畝を立てる。
植え付け1週間前に堆肥と肥料を施し、土を戻してよく混ぜ畝を立てる。
畝の長さ
1mあたりの量
1mあたりの量
堆肥
490〜560g
490〜560g
油粕
200g
200g
(1)
野菜の肥料
90g
野菜の肥料
90g
![図:元肥入れ](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/04.png)
![ポイント](/resources/images/agri_food/kateisaien/2020/001/point.png)
大きくて充実した花蕾をとるためには、元肥の堆肥・肥料を十分に与える。
3.植え付け
株間45㎝程度に植え付ける。植え付け前には、
植え穴に十分かん水して植え傷みの少ないようにする。
植え穴に十分かん水して植え傷みの少ないようにする。
![図:植え付け1](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/05.png)
![図:植え付け2](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/06.png)
![サンのイラスト](/resources/images/agri_food/kateisaien/advice_sun.png)
サンからのアドバイス
根は湿害に弱く、秋の多雨による病害の発生の恐れがあるので、畝は高くし、株元が低くならないように排水に注意しよう。
根は湿害に弱く、秋の多雨による病害の発生の恐れがあるので、畝は高くし、株元が低くならないように排水に注意しよう。
4.追肥
株元に化成肥料を施し土寄せする。
1回目 植え付けの20日後
2回目 花蕾が見える頃
(1)
野菜の肥料
90g
野菜の肥料
90g
![図:追肥](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/07.png)
5.病害虫防除
ヨトウムシ・コナガなどがつきやすいので、早期発見に努め、薬剤散布で防ぐ。
![注意](/resources/images/agri_food/kateisaien/alert.png)
JAに相談して病状や品目に応じた適切な薬剤を選び、必ず商品のラベルや説明書に従い、適正に使う。
6.収穫
直径12〜13㎝ぐらいになったら、包丁で切り取る。
茎を長く付け過ぎると側花蕾の数が減るので短く切り取る。
茎を長く付け過ぎると側花蕾の数が減るので短く切り取る。
![図:収穫1](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/08.png)
直径4〜5㎝ほどで収穫する。
小さいがまとめて使えば味に遜色はない。
小さいがまとめて使えば味に遜色はない。
![図:収穫2](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/028/09.png)
![ポイント](/resources/images/agri_food/kateisaien/2020/001/point.png)
小さい蕾がはっきりと見え、固く締まった状態が収穫の適期。蕾の間に隙間が見えるようになったら取り遅れ。頂花蕾の収穫後、側枝から発生する小さい花蕾は、春まで取り続けることができる。
おすすめ資材
(1)JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の肥料
![CDU化成S682の写真](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/026/001.jpg)
窒素・リン酸・カリに加え、微量要素をバランスよく配合し、野菜の元肥・追肥に幅広く使えます。
(2)化成肥料 14-14-14
![化成肥料 14-14-14の写真](/resources/images/agri_food/kateisaien/2022/026/002.jpg)
野菜・果樹・花など幅広く使えます。高成分なので少量投入で経済的です。
このページに関しての お問い合わせ |
JA晴れの国岡山 津山東部アグリセンター 〒708-1116 岡山県津山市野村735-1 TEL 0868-29-2911 |
---|