家庭菜園
野菜 広報誌「晴ればれ」2022年8月号掲載
ブロッコリー
排水のよい畑を選び、元肥をしっかり施し、茎葉を大きく育てます。害虫がつきやすいので、防虫ネットなどをかぶせて食害を防ぎましょう。
綾部裕二郎
津山東部アグリセンター
津山東部アグリセンター
栽培スケジュール
1.苗づくり
128穴のセルトレーにセル成型苗専用の土を使い、
1穴に3〜4粒まく。
1穴に3〜4粒まく。
育つにつれて間引いて1本立てにする。
ソラからのアドバイス
夏まきの場合、苗を置く場所はできるだけ風通しのよい涼しい場所を選び、強光時にはよしず・ネットなどで遮光し、かん水不足にならないよう注意しよう。水やりはできるだけ午前中にしようね。春まきの場合、温度の確保が必要だよ。
2.元肥入れ
植え付け2週間前に1㎡当たり苦土石灰100gをまき、深く土を耕しておく。
植え付け1週間前に堆肥と肥料を施し、土を戻してよく混ぜ畝を立てる。
植え付け1週間前に堆肥と肥料を施し、土を戻してよく混ぜ畝を立てる。
畝の長さ
1mあたりの量
1mあたりの量
堆肥
490〜560g
490〜560g
油粕
200g
200g
(1)
野菜の肥料
90g
野菜の肥料
90g
大きくて充実した花蕾をとるためには、元肥の堆肥・肥料を十分に与える。
3.植え付け
株間45㎝程度に植え付ける。植え付け前には、
植え穴に十分かん水して植え傷みの少ないようにする。
植え穴に十分かん水して植え傷みの少ないようにする。
サンからのアドバイス
根は湿害に弱く、秋の多雨による病害の発生の恐れがあるので、畝は高くし、株元が低くならないように排水に注意しよう。
根は湿害に弱く、秋の多雨による病害の発生の恐れがあるので、畝は高くし、株元が低くならないように排水に注意しよう。
4.追肥
株元に化成肥料を施し土寄せする。
1回目 植え付けの20日後
2回目 花蕾が見える頃
(1)
野菜の肥料
90g
野菜の肥料
90g
5.病害虫防除
ヨトウムシ・コナガなどがつきやすいので、早期発見に努め、薬剤散布で防ぐ。
JAに相談して病状や品目に応じた適切な薬剤を選び、必ず商品のラベルや説明書に従い、適正に使う。
6.収穫
直径12〜13㎝ぐらいになったら、包丁で切り取る。
茎を長く付け過ぎると側花蕾の数が減るので短く切り取る。
茎を長く付け過ぎると側花蕾の数が減るので短く切り取る。
直径4〜5㎝ほどで収穫する。
小さいがまとめて使えば味に遜色はない。
小さいがまとめて使えば味に遜色はない。
小さい蕾がはっきりと見え、固く締まった状態が収穫の適期。蕾の間に隙間が見えるようになったら取り遅れ。頂花蕾の収穫後、側枝から発生する小さい花蕾は、春まで取り続けることができる。
おすすめ資材
(1)JA晴れの国岡山 オリジナル野菜の肥料
窒素・リン酸・カリに加え、微量要素をバランスよく配合し、野菜の元肥・追肥に幅広く使えます。
(2)化成肥料 14-14-14
野菜・果樹・花など幅広く使えます。高成分なので少量投入で経済的です。
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JA晴れの国岡山 津山東部アグリセンター 〒708-1116 岡山県津山市野村735-1 TEL 0868-29-2911 |
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