家庭菜園
コカブ
- 発芽適温は15〜20℃、生育適温は15〜20℃で冷涼な気候を好む。
- 肥沃で保水性がよい土壌が適している。
- 土中に障害物があったり、未熟な有機物があると変形しやすくなるので注意する。
- 葉が生育してから根が肥大するため、葉が間延びしないようこまめに間引きする。
岡山西広域営農経済センター
9月上旬~下旬
春トンネル栽培 2月上旬~下旬
秋トンネル栽培 10月上旬~下旬
1.畑の準備
冬までに完熟たい肥、石灰を全面にまき、15㎝ほどの深さによく耕す。
1㎡あたり
2㎏
1㎡あたり
100g
2.元肥入れ、まき溝づくり
元肥は種まきの少なくとも1週間前には施し、土とよくなじませておく。
まき溝をくわ幅よりやや広め(17~18㎝ぐらい)に3列、溝底が平らになるよう丁寧に作る。溝の外にはみ出さないよう注意しながら、ジョウロでたっぷりかん水しておく。
溝の長さ1mあたり
200g
(1)
野菜の肥料
溝の長さ1mあたり 200g
3.種まき
1㎝ぐらいの厚さに土を覆う。
その後、クワの背などで鎮圧する。
発芽して本葉2~3枚に育ったら、トンネルの頂部に小穴を開けて換気してね!さらに内部が日中30℃を超すようになればトンネルの裾も開けて気温の上昇を防ごう!
最高最低温度計があれば、トンネル内に設置してね!
4.間引き
子葉の形が正ハート形のものを残し、丸形・長形のものを抜く。
生育が不揃いのものを、株間4〜5㎝程度に間引く。
本葉3~4枚のとき生育のよいものを残す。
最終株間10〜12㎝にする。
間引きした葉は、柔らかくておいしいのでみそ汁の具やおひたしなどにするとよい。
間引きは早めに
間引きが遅れると茎葉の生育が優先して玉の肥大が遅れ、低収量・低品質になってしまうよ。 生育の後半には肥大が急速に進むため、間引きをしてやや広めの株間を早く確保しよう!
5.病害虫防除
アブラナ科作物に寄生する根こぶ病菌は、糸状菌(カビ)の一種で、土壌中に休眠胞子の形で5~10年間も生存するといわれている。 特にカブの場合は、根に直接発病するため収穫ができなくなる。 対策として播種前に畑に根こぶ病の薬剤を混和し防除する。排水対策も合わせて行う。
「農業電子図書館」は、JA晴れの国岡山のアグリセンターやグリーンセンターなど資材店舗(一部店舗を除く)に設置しています。病害虫のお問い合わせなどお気軽にご利用ください。
地上部の生育が衰え、日中しおれる。引き抜いてみると根にコブができている。
(2)ネビリュウ
春と秋はコナガ、ヨトウムシなど害虫の被害を受けやすいので薬剤散布、べたがけ被覆などで防ぐ。
コナガの防除には
(3)アファーム乳剤
ハスモンヨトウ防除には
(4)プレオフロアブル
6.収穫
根径5~8㎝になったら収穫適期。
収穫時に葉柄を折らないように気をつける。
おすすめ資材
「ネビリュウ」
「アファーム乳剤」
「プレオフロアブル」
このページに関しての お問い合わせ |
JA晴れの国岡山 岡山西広域営農経済センター 〒713-8113 岡山県倉敷市玉島八島1510番地1 TEL 086-441-6771 |
---|