農業応援隊!晴れびとHarebito
JA晴れの国岡山びほく統括本部
高梁市氷温ぶどう施設利用組合
JA晴れの国岡山びほく統括本部
高梁市氷温ぶどう施設利用組合
三村 國男組合長ら16人
秋のおいしさそのままに「シャインマスカット」で彩りを
びほく統括本部管内で12月2日、氷温ブドウの出荷が今年も始まりました。秋のおいしさをそのままに消費者に届け、食卓に彩りを添えます。高梁市川上町にある同市農業振興センターでは高梁市氷温ぶどう施設利用組合の組合員が糖度や重量などを測定。JA選果員が等階級を判定し、市場へ送り出しました。
「氷温冷蔵庫を使って何か珍しい特産品を発掘したい」と始めた取り組みで、年末年始の需要を見込み、歳暮やクリスマスのギフト需要が高まる時期に化粧箱に入れて出荷しています。露地で栽培したブドウを適期に収穫し、同センター内の氷温冷蔵庫で、房数量や搬入時期、品質・状態に合わせて温度を変えるなど、徹底した品質管理の下で貯蔵。取り扱うのは、「シャインマスカット」と「瀬戸ジャイアンツ」。12月11日まで、約700房を東京・大阪の市場へ出荷しました。
今年10月、東京など4大市場での流通量が「巨峰」を抜きトップに立ち、流通量全体の31%を占めるまでに躍進した「シャインマスカット」。同組合でも例外ではなく、「シャインマスカット」が9割以上を占めます。新型コロナウイルスの影響が懸念されましたが、国内のみならず海外でも果実の家庭用需要が好調で、とりわけ同市のふるさと応援寄付金の返礼品としても根強い人気を誇り、今季も200房を届けました。
同統括本部では以前に氷温ブドウをPRしようと、「フルーツサンド」「トライフル」など写真映えするデザート作り動画の公開や、SNS(会員制交流サイト)を使ったキャンペーンを展開し、例年3千件を超える反響があった人気の冬に食べられるブドウです。
市場からの期待も大きく、今後の需要も見込める氷温ブドウ。同組合の三村國男組合長は「求められるブドウを作り、入庫数を増やして収穫したばかりのフレッシュさを多くの人に届けていきたい」と展望しました。
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