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絶品やまのいも「銀沫」
銀沫
撮影日:5月12日/撮影場所:真庭市
5月に入り、真庭市勝山地区を中心に栽培が盛んな、「やまのいも銀沫(ぎんしぶき)」の植え付けが最盛となりました。
かつやまのいも生産組合の綱島孝晴組合長は、ゴールデンウィークから植え付けを始めました。4月下旬からの天候不良でやや植え付け時期がやや遅れました。植え付けは多くの工程があり、「一番の重労働」と綱島さん。
種芋を植える綱島組合長
「銀沫」は全国でも産地がほとんどないツクネイモの一種で、約20年前から独自に改良を重ねて特産化してきました。粘りが強く、風味と甘味が豊かなこと、すりおろして時間が経っても変色しないことが特徴です。近年メディアに取り上げられることも多く、11月1日の販売開始から、年内いっぱいには売り切れる人気の特産品となりました。
昨シーズンは、過去最高の収量と販売金額を記録。どらも2018年産の1.5倍となる約14トン、1,800万円の売り上げとなりました。
綱島組合長は「8月から9月にかけての肥大期に雨が降ったことがよかった」と分析。秀品の収穫量も上がったことから、良い種芋の確保にもつながり、今シーズンへの期待もかかります。今年も11月1日から一斉に販売スタートの予定で、メディアに企画を持ち込むなどして、PRも積極的に行います。