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「アキヒカリ」種もみ用定植/真庭市

 

1本ずつ手植えする生産者

JA晴れの国岡山蒜山アキヒカリ生産振興協議会の役員やJA職員などが、5月26日に真庭市蒜山地区の採種用ほ場で水稲「アキヒカリ」の田植えを行いました。先祖返りする穂を処理しやすいよう、苗を1本ずつとり、一列になって手で植えました。9月中旬に刈り取り、来年度の種もみとして会員に配布します。

同協議会は原種の種もみ確保のため、毎年採種用ほ場を設けて栽培しています。
同市北部地域では、多収性のアキヒカリを日本酒の原料として導入。2020年度は86人が68㌶で栽培し、約5,500俵を出荷しました。9月上旬の早期に出荷できることから、新酒の原料として強い引き合いがあります。今年度は一部の生産者が早期に田植えを行って、需要に対応しています。
新型コロナウイルス禍で、日本酒の消費低迷が酒造用米にも影響を与えています。「おうち需要」増大を受け、中食用向けに、業務用としての販売も強化していきます。

 

 

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