トピックス
更新日
サンショウの香り爽やか/美作市
サンショウの実の収穫を喜ぶ居安さん夫妻
岡山県内有数のサンショウの産地、美作市の東粟倉地域で、実の収穫が終盤を迎えました。
暖冬と4月の寒さの影響で、地域全体の収量はやや少なめ。例年より早い梅雨入りで、当初の出荷量は少なかったですが、数日続いた晴天で復調しました。集荷したサンショウの実は、契約する兵庫県の加工会社へ出荷します。
約20年前に奨励して同地区に広がったサンショウ栽培。東粟倉地区では約100戸が栽培に取り組みます。居安さん夫妻は、自宅前の畑で4本の木を栽培。小さな実を摘み取っては腰のかごに入れて収穫。枝や葉を取り除いた後、袋に詰めて集荷場所へ持ち込みます。
「収穫中にそよ風が吹くと、サンショウの爽やかな香りが広がって気持ちがいい。」と話す夫妻。
JA晴れの国岡山英北アグリセンターの担当者は「新しい苗木の植え付けを推進し、収穫量の増加に取り組む」と話します。