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蒜山高原の初夏の風物詩「ひるぜん大根」出荷始まる
真庭市蒜山地区特産の「ひるぜん大根」の出荷がスタートしました。
今年は春先から好天に恵まれ、雪解けが早かったことから、例年より早い3月中旬から播種。適度な雨と気温の上昇で、生育が順調に進み、昨年より5日早い出荷となりました。11月中旬まで、約800㌧を岡山、大阪、鳥取の市場へ出荷します。
ひるぜん大根は、火山灰を含む「黒ボコ」の土と高原の冷涼な気候により、みずみずしく真っ白で、きめ細やかな肉質と歯ざわり、甘味が特徴の大根となります。
戦後間もないころから栽培が始まり、現在は10戸の農家が16㌶で栽培。出荷のスタートは季節の風物詩として親しまれ、販売が待たれる人気の特産品です。
初日の5月27日には2戸の農家が明け方から収穫した4㌧、約4,000本の大根を選果場に持ち込み、選果員が水洗いしてひげ根を切り、等級ごとに箱詰めする作業を行いました。
5㌶で栽培する生産者は、「今年は心配した大雨や遅霜の影響もなく、10年に1度とも言うべき最高の品質になった。どんな料理にしても美味しい。キムチやおろしなども試してみて」と笑顔。
JA晴れの国岡山蒜山大根部会協議会の井藤文仁会長は「新型コロナウィルスの感染拡大で外出できない中、観光地「蒜山」の大根を食べて蒜山を感じて欲しい」と話しています。
盛夏をのぞき、11月の寒締め栽培の「蒜山こだわり大根」の出荷まで出荷が続きます。
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