トピックス
更新日
フルーツパプリカ「ぱぷ丸」育苗任せて/真庭高校久世校地
1粒ずつ丁寧に播種する生徒
真庭高校久世校地、生物生産課の1年生が、3月4日、真庭市小規模農家支援事業で育苗を請け負う、フルーツパプリカ「ぱぷ丸」の播種作業を行いました。 600本は市内の農家60戸に配り、300本は同校が栽培、販売します。
同事業は、真庭市やJA晴れの国岡山真庭統括本部などが、直売所出荷をメインとする出荷する小規模農家を支援するため、新しい品目の発掘に取り組んでいます。「ぱぷ丸」は4年前から試験栽培を始めました。2019年度から同校が苗の提供と普及を請け負い、生徒が栽培方法の確立やPRに力を注いできました。
播種は生物生産課の1年生が担当。黄、オレンジ、赤、各100粒をピンセットで1粒ずつ播く作業を行いました。3人は「ぱぷ丸は食べたことがないのでぜひ食べてみたい。地域の人が栽培できるよう、頑張って育てたい」と意気込みを話しました。3月中旬にはポットに移植し、農家に配布する4月末まで、水やりなどの管理を行います。 4月からは新3年生が生育の研究やPRを引き継ぎます。栽培農家の拡大と普及にも期待します。