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温室栽培の桃、授粉作業/勝央町
満開の花の中での作業
岡山県内で唯一温室桃を栽培する勝央町のビニールハウスで、3月初旬、桃の花が満開を迎えました。
ピンク色に染まった温室内は甘い香りに包まれ、一足早い春の訪れを告げています。
この農家では3棟(13アール)のハウスで、露地物より2ヶ月ほど早く収穫できる極早生品種の「はなよめ」のほか、早生品種の「日川白鳳」「白鳳」「おかやま夢白桃」の計4品種24本を栽培。2月中旬に花が咲き始めました。
おしべから採取した花粉を、棒の先に羽毛が付いた専用の道具を使って一輪ずつ丁寧に花粉をめしべに付けていきます。ハウス内には授粉用にミツバチも放し、花から花へと飛び回っています。
農家は「今年は朝晩の寒暖差が激しく、温度を保つのが大変だったが、例年より花の色が濃く、糖度が高くなりそう」と期待します。
3月中旬から実が太りはじめ、「はなよめ」は、4月下旬には収穫できる見込みです。
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