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キャベツ栽培拡大 契約出荷、法人参入増加も 岡山県真庭市南北リレー出荷
キャベツの収穫を行う入澤さん(真庭市で)
岡山県真庭市でキャベツの作付けが広がっています。今シーズンは蒜山地区で春キャベツが23ヘクタールと5年前から約5ヘクタール増えました。同市南部の落合地区は冬場の品目として、昨年の2倍以上の1・5ヘクタールで栽培。同市を管内に持つJA晴れの国岡山真庭統括本部は北部から南部のリレー出荷で、農家の所得向上を目指します。
蒜山地区ではJA全農おかやまとの加工用キャベツの契約出荷が増えたことや、法人の参入などが拡大につながりました。
蒜山キャベツ部会協議会の会長で、全農おかやまとの契約出荷で約3ヘクタールを栽培するグリーンフィットの入澤靖昭さん(42)。積雪の多い同地区では、10月下旬から、翌年6月に出荷する春キャベツの苗を定植し、寒風に弱い苗を雪の下で越冬させます。6月に出荷が始まる「ひるぜん大根」と併せて、高原の気候と土で育つ品目として市場評価が高まっています。
同市南部の落合地区では、昨年からキャベツの契約出荷の試験に取り組んでおり、当JAは北部から南部のキャベツでリレー出荷を狙います。