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ブロックローテーションで穀類産地化へ/勝英統括本部

白大豆の出来を確認する濱田さん

JA晴れの国岡山勝英統括本では、黒大豆、白大豆、小豆の3色の豆の特産化を目指しています。黒大豆で培った栽培ノウハウ、白大豆や小豆の生産に応用。水稲や麦とブロックローテーションさせることで、ほ場の有効利用や生産者の所得確保につなげます。

同管内は水田の転作作物として昭和40年代ごろから導入した黒大豆を「作州黒」と名付けブランド化。現在管内1000戸の農家が取り組む全国有数の産地となっています。黒大豆で培った栽培ノウハウを、新たな特産品にしたい白大豆や小豆の生産に生かします。

管内では大麦・小麦・もち麦などの麦類も広域重点振興品目に掲げており、大型農家を中心に栽培を推進。水稲、麦、小豆、大豆の4品目を2年かけてブロックローテーションさせて連作障害の回避とほ場の有効利用につなげ、効率的な作業体系を目指します。収穫も同じコンバインで可能なことから、麦との組み合わせで豆類の作付けも勧め、品目間で同時に生産者の確保と面積拡大を図っています。
就農5年目の濱田直樹さん(33)は、美作市で黒大豆と麦、水稲、白大豆、小豆などを約22㌶で耕作します。面積を広く使え、機械化できる点から品目を選びました。「できるところは作付けをローテーションし、作業分散しながらほ場を無駄なく活用できた。今シーズンは天候異常で豆類が不作だったものの、水稲が高値で、品目間で収入が補えたのもよかった」と振り返ります。
行政とJAで連携し、規模拡大や生産性の向上を目指します。JAでは耕作放棄地や担い手対策の1つとして穀類の栽培を推進。指導・販売体制を強化し、生産者を下支えしていきます。

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