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リンドウ規格外品を活用して
原料と花弁を取っているところ
染料に絹布をつけているところ
新見統括本部新見花卉部会は、「りんどう染め」で地域特産の切り花、リンドウの魅力を伝えようと新見市内で体験教室を開きました。
「りんどう染め」は、出荷規格外品の有効活用につなげようと同部会が研究を重ねてきたもので花弁から紫やピンクの染料を取り出しシルクを染める方法。染める度に色が変化し、同じように染めても同じ色に染まらないところに面白さがあり魅力となっています。
仕上がった絹布を陰干しにしているところ
この日の体験教室には一般公募で約20名が集まり、同部会 菊・洋花生産部長の谷村悦子さんから「紫とピンクの染め液が混ざらないように注意して作業を行う。染色後は陰干しにする」などポイントを教わりながら自分だけのストールを染め上げました。
市内から参加した三上由起子さん(75)は「初めての参加で、花の一つひとつを摘み取るのが大変だったが、淡い色合いで上品な仕上がりになって嬉しい」と喜びました。