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伝統工芸を伝える活動楽しむ/勝英女性部作東支部
人形の絵付けを楽しむ参加者
JA晴れの国岡山勝英女性部作東支部が9月18日、美作市で百々(どうどう)人形作りを体験しました。
百々人形は、美咲町百々地区で90年受け継がれてきた土作りの人形で、魔除けや子供の健やかな成長を祝って飾られます。京都の豆人形をヒントに1934年から旧北和気村百々で作られ始めましたが、創始者が亡くなり、一時途絶えていました。1960年から生産を再開、同町の有志らが人形を広めるため出張教室を各地で開いています。
同支部ではフリーペーパーで百々人形のことを知り、役員が北和気美術館・郷土資料館を見学し、制作体験を企画しました。参加した部員は、保存会のメンバーから人形の由来や現在の状況などの話を聞き、手ほどきを受けながら、男、女の素焼きの人形に色をつけました。参加者は「縁があって百々人形のことを知った。活動を通じて広がれば嬉しい」と話していました。