今回は、日によってラインアップが変わる、産地直売所「燦燦さんさんつやま」で人気の品。この道約60年という内田克之さんが、長年の経験から生み出したレシピをもとに作る和菓子です。「安心して食べてもらえる物を」と、味はもちろん食材にこだわり、一つひとつ手作りしています。地元産のもち米やうるち米のほか、自家製のあんこやみそ、毎年春に手摘みして新鮮なまま冷凍保存しているヨモギの葉など、内田さん自ら厳選した食材を使用します。取材した日は、こしあんに自家製みそを加えて、黒糖入り生地で包んだ「黒糖まんじゅう」と「よもぎ餅」、季節限定の「栗入り生菓子」がお目見え。店頭に並ぶのは週2～3日で、1日2種類程度、年間20種類以上です。素材の味をいかし、手間をかけて作る、どこか懐かしさを感じる和菓子を、ぜひ味わってください。

≫産地直売所「燦燦つやま」