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和牛の改良・管理技術競う/津山地域和牛改良組合
1頭ずつ丁寧に審査
JA晴れの国岡山、津山市、鏡野町、久米南町、美咲町が9月12日、和牛の改良や飼育管理技術を競う第22回津山地区畜産共進会を真庭市で開きました。
津山地域和牛改良組合は管内の4支部で65戸が優良和牛の繁殖・肥育に取り組んでいます。
共進会では月齢などで分けた5つの部に25頭の雌牛が出場。全国和牛登録協会が定める基準に則り、審査員が1頭ずつ均称や品位などを審査しました。
繁殖の基盤となっていく成牛を評価しようと2年前に新設した第5部(2019年10月1日以降に生まれた経産牛)に出品した鏡野町の築山健さん(84)の「かつかずみ2」が、体積感や体の深さなどに富み、繁殖牛として優れているとして、グランドチャンピオンに選ばれました。
入賞牛の内12頭が、10月12日に開かれる岡山県畜産共進会に出場します。築山さんは「暑い日が続き、牛も人も大変だった。県共を目標に努力してきたので、上位を目指し、今まで通り手を緩めず最後の仕上げをしていきたい」と決意を述べました。