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ピオーネ収穫体験
新見市草間台小学校3・4年生の児童が毎年、農業体験学習として取り組んでいる「ニューピオーネ」の栽培が収穫期を迎えています。
児童たちはJA晴れの国岡山新見統括本部阿新ぶどう部会の武岡裕和さん(54)の協力で、地域特産「ニューピオーネ」の収穫までの一連の作業を体験。武岡さんのほ場で、6月上旬ジベレリン処理、7月には袋掛けの作業を行ってブドウの粒や房が生長する過程を見守ってきました。23日に行われた収穫体験には児童14人が参加、一斉にほ場に入って、たわわに実ったピオーネを、一房ずつ丁寧に収穫しました。収穫したピオーネは、作業場に持ち込んで選別した後、出荷用の箱に慎重に詰めていきました。
児童たちは学習の成果をまとめ「体験を通してブドウがとても好きになった。美味しいブドウの作り方を教えてもらって家でもお手伝いをしたい」と感想を話しました。
収穫まで指導にあったってきた武岡さんは「ピオーネ栽培では毎年大変な事がたくさんありますが、物づくりはすべてに共通することです。学習したことを振り返って10年後、20年後の自分の夢に向かって頑張ってほしい」と児童たちにエールを送りました。
収穫したニューピオーネの袋詰め作業