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まにわの「まじめ」ブドウPR/まにわぶどう部会
「オーロラブラック」の栽培風景を見学する参加者
JA晴れの国岡山まにわぶどう部会は9月4日、県内の市場関係者を出荷最盛期の栽培現場に招き、意見を交わして交流を深めました。市場や仲卸関係者など8人が参加しました。
同部会では、ブラント力強化や産地活性化、販売高増などに向け、今年度からマーケティング戦略を活発化しています。生産者のまじめさ、選果のまじめさ、環境保全型の取り組みなどを実際に見てもらおうと、市や真庭農業普及指導センターと協力して初めて交流会を計画しました。
同部会は「まじめ」というキーワードを使って産地を紹介するパンフレットの制作や、公式インスタグラムも開設し、情報発信にも努めます。県北の自然豊かな環境の中、厳しい選果と生産者の技術で品質の良いブドウを産出し、生産者173戸、面積27.2㌶と小さい産地ながら、市場からは厚い信頼が寄せられています。
交流会では、県などのハイブリッド事業を利用してブドウを栽培する蒜山農業公社のハウスを訪れ、まもなく出荷が始まるオーロラブラックなどを見学しました。生産者からは「市場がどのようなブドウを求めているか知る良い機会だった」、市場からは「蒜山地区の出荷はいつからか」「品質を保持することが産地の評価につながる」など意見や質問が寄せられました。
同部会では県内のブドウ市場を下支えしようと、岡山の市場に重点を置いて出荷。各生産者から集めた出荷計画を産地情報として市場へつなげることで「真庭品質」を実需者へ、必要な時期に必要な量が確実に届けられるよう取りまとめも行っています。