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美作ブドウ販路拡大へ/津山統括本部・勝英統括本部

出荷最盛期を迎えるブドウ畑を視察する市場関係者

JA晴れの国岡山では今年度、美作地域で栽培するブドウのブランド力向上と販路拡大を目的に、美作広域農業普及指導センターなどの協力で美作ブドウ産地活性化事業を実施しています。JA津山統括本部と勝英統括本部が関西の市場関係者を初めて招き、8月27日28日の2日間、意見交換などを行いました。関西の市場や仲卸、JA全農岡山県本部大阪事務所などが参加。地元産ブドウの品質の高さや取り組みをPRしました。
27日には勝央町ぶどう部会の部会長、峰山正紀さん(58)と、美咲町の柵原ぶどう部会の中西望さん(39)のほ場を見学しました。経営規模や今年の出来について説明。参加者からは「着色の進み具合はどうか」「糖度は測るのか」などの質問が寄せられました。
勝央町ぶどう部会は47人が17.7㌶で栽培。ピオーネを皮切りに1983年ごろからブドウの栽培が始まり、89年から県で先駆けてハウス栽培を手掛けてきました。現在、町と連携し、新規栽培者の確保と育成に力を入れ、地域の「巨匠」から若手に技術を伝承しようと動画を作るなどの対策を行い、新規就農者増に効果が表れています。
津山統括本部管内では8つの部会の346人が126.8㌶でブドウを栽培する。世代交代や新規就農者への支援などに力を入れ、毎年4㌶ずつ面積が拡大。昨年初めて販売金額が11億円を超え、活気づいています。現在育成中のほ場も24㌶控えており、今後も産地拡大が期待できます。
意見交換会では、両統括本部の取り組みなどを説明。参加者は「産地を守る努力に感銘を受けた。合併したことでJA晴れの国岡山だけで産地をリレーし、ブドウの売り場が維持できる。黒系のブドウが全国的に減ってきており、青系とバランスよく供給してほしい。単価を上げて売り、産地のブランドを高めることが自分たちの最終目標」と話しました。2日目には、1人あたりの栽培面積が県下トップクラスの久米南ぶどう部会や選果場なども見学しました。
JA担当者は「市場や実需者が求めるブドウや消費者動向がよくわかった。同じ美作地域で力を結集して農家所得向上を目指し、主力農産物であるブドウの販売力とブランド力強化を目指したい」と話しました。

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