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桃太郎トマト担い手確保の取り組み/びほくトマト部会

「桃太郎シルク」の出来を確認する鬼頭さん

JA晴れの国岡山びほくトマト部会は、行政と連携した新規就農者確保に向けた活動を地道に続け、毎年新規就農者を確保し続けています。離農者もおり、部会員数は10年前の約70%ですが、栽培面積は同比85%に留まっています。県外などからのIターンによる若手新規就農者の栽培意欲や、部会全体の士気が向上しており、栽培面積減少に歯止めをかけています。

1人当たりの栽培面積は同比25%増の17.1㌃と微増ながらも毎年右肩上がりで、部会全体で品種統一に初めて取り組むなど関係機関と協力しながら産地維持発展に力を注いでいます。
高梁市備中町で栽培5年目を迎える頭鬼健司さん(53)・敏子さん夫妻も奈良県からIターン就農しました。縁もゆかりもない岡山県でしたが、大阪で開かれていた就農フェアで担当者の熱意と、高梁市の就農支援制度に心惹かれ移住しました。漠然と果実での就農を考えていましたが、就農後すぐに収入になるトマトに魅力を感じました。地元の定住推進協議会の協力もあり、農地整備を進め栽培面積を拡張。現在ではハウス10棟(22㌃)で栽培します。
JA営農指導員や農業普及指導センターの指導を忠実に守りながら栽培を進める一方で、栽培の難しさにも直面。試行錯誤を繰り返しながらも、家族との時間や精神的なゆとりを実感し、農業の魅力を味わっています。頭鬼さん夫妻は「大変なこともあるが、充実したことのほうが多い。今後は秀品率が高いトマトをしっかりと作り、安定収入につなげたい」と目標を掲げます。
同部会の藤井包温部会長は「中古農機などのマッチングなど部会としても後押ししていく。安定経営ができるようにしっかりと実務研修で基礎を学んでほしい」と期待を寄せます。

 

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