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盆用小菊出荷最盛/真庭市

小菊の生育を確認する中山さん

真庭市久世地区で盆を前に小菊の出荷が最盛を迎えています。JA晴れの国岡山まにわ南部花き生産組合では13戸が小菊を栽培する県内有数の産地。同組合の中山和美さん(52)は約9㌃でシーズン通して12~13種類を栽培。温暖化の影響でこれまで栽培してきた品種が作りにくくなり、気候変動に対応し、狙った時期に出荷できるようよう品種を増やして栽培しています。
今季は気温が上がるのが早く生育が進んでいましたが、梅雨明けからの高温でつぼみが固く、出荷の遅れを懸念しています。

生産者の減少に加え、他産地でも高温による生育の遅れが見られ、市場からの引き合いが強まる見通しで、単価高に期待がかかります。組合全体で65,000本を盆向けに、64,000本を彼岸向けに岡山の市場へ出荷します。

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