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地元産の桃を園児に/勝央町桃部会
園児に桃を手渡す飯村部会長
JA晴れの国岡山勝央町桃部会では昨年から、町の特産品「桃」を知ってもらい、親しんでもらおうと、勝央町の5つの保育園に桃を贈っています。本年度は、来年小学校に進学する町内の5園の5歳児クラスの園児99人に「白鳳」を1人1個ずつ贈りました。
7月11日には同部会の飯村文章部会長(60)と、石川裕之副部会長(47)が町立古吉野保育園を訪れ、7人の園児に桃を手渡しました。
子供たちは早速桃を試食し、「世界で一番おいしかった」と笑顔で口に運びました。同園では散歩などの際に桃のほ場を訪れるなど生産者と交流を深めており、「勝央町で桃が作られていて嬉しい」と話す園児もいました。
同町では27戸が約14㌶で桃を栽培。県内唯一の加温栽培を含め、「清水白桃」「はなよめ」などを4月末から10月末まで出荷しています。今季はカメムシ被害に対応するため、袋かけや防除を徹底するなどして対策。子どもたちに贈った「白鳳」は約280㌘で糖度14~15度前後と、クリーミ―でジューシーに仕上がりました。
飯村部会長は「今年は実太りもよく甘みものっている。園児がなかなか食べる機会がないということで桃を届けている。園児の笑顔が見られてよかった」と話しました。