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アスパラガス夏目目揃えで作業確認/つやまアスパラガス部会
出荷基準を確認し合う生産者ら
JA晴れの国岡山つやまアスパラガス部会は7月12日、3支部で夏芽の出荷目揃え会を開きました。津山市を管轄とする東部支部では部会員や関係者16人が参加。共同利用する勝英奈義選果場担当職員が、実際に持ち込まれたアスパラガスを見せながら出荷基準を説明しました。生産者からは、この時期に多い株元の扁平や穂先の開きなど、「どの程度までなら出荷できるか」などの質問がありました。
アスパラガスは。今養成している親茎が光合成して作られた養分で今夏や来春に萌芽します。茎葉整理や薬剤防除などで親茎を健全に保つことが大事で、担当職員は「今年は春から高温乾燥で梅雨入りも遅いため茎枯病などの病害の発生は少ないが、水不足による生育の停滞などが見られる。これからアザミウマや褐斑病など病虫害が増えるため定期防除と早期発見に努めてほしい」と呼びかけました。
7月中旬から夏芽の収穫を再開。10月下旬まで出荷を予定します。