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千屋牛食べて買って畜産と地域を元気に/新見市
スタンプラリーの参加を呼び掛ける「焼肉千屋牛」のスタッフ
JA晴れの国岡山や新見市などは、販売が伸び悩む和牛の消費を盛り上げようと、特産「千屋牛」を取り扱う55店舗を対象にスタンプラリーを展開中です。同市に足を運び、食べる、買うといった行動に対してスタンプを進呈。5個集めて応募すると千屋牛ロースステーキ5万円相当分、塩釜ローストビーフが各10人に当たるなど、豪華賞品で食欲や購買意欲の喚起を狙います。
物価高の影響による消費者の生活防衛の意識の高まりを受け、枝肉の需要は低迷を続けています。子牛の価格も下落し、和牛農家は厳しい経営環境にあります。こうした現状を受け、県や市、JA、和牛改良組合、販売店、外食店が連携協力する千屋牛振興会が主体となって風下から生産を支え、地域の活性化につなげます。
対象店舗には、焼肉、ステーキ、定食、ラーメン、うどん、洋食などの外食店、精肉、加工品、菓子などの販売店、温泉施設やキャンプ場などが参加。地産地消を進めるとともに、市外からの来訪やふるさと納税などのお取り寄せなどを呼び掛けます。
焼肉をリーズナブルに提供するJAの「焼肉千屋牛」は「家族や友人などで集まる機会が増える年末年始などには、ぜひ焼肉を楽しみ、畜産を応援してほしい」と話します。スタンプラリーは1月15日まで。応募用紙はJAホームページからダウンロードできます。