現金を扱う機会が増える年末年始を控え、勝英地区の作東支店で金融強盗を想定した防犯訓練を美作警察署の協力で実施しました。万一の場合に備え、人命の安全確保を重点として常に適切な対応ができるよう体制の確立と防犯意識を徹底し、犯罪の未然防止とJAの信頼性の向上を図ります。作東支店をかわきりに85支店すべてで模擬訓練と特殊詐欺対策指導を順次実施しています。
　この日は、他支店からの見学を含め45人が訓練に臨みました。閉店間際の窓口に客を装って来店した男が、職員に刃物を突き付けて脅し、現金を奪って逃走。緊迫した状況下、支店職員は役割分担に基づき、犯人の観察・追跡・通報など冷静に対処し、駆け付けた警察官の聴取に応えました。
　職員は「いざという時のために日頃から声かけ・役割分担など防犯意識を高めたい」と気を引き締めました。