西日本で唯一、夏場にレタスを栽培する真庭市の蒜山グリーンフィットが５月末から出荷を始めました。１１月上旬まで岡山の市場などへ出荷します。

ほ場は同市北部に位置し、夏レタスの産地、長野県と気候が似ていることから１０年以上前から栽培を始めましたた。現在は４．５㌶でレタスを栽培。梅雨入りが遅かった今季は生育が順調に推移しています。天候不良で作付けの大半が出荷できなった年もあるなど、高原気候の同地でも夏レタスの栽培は難しく、７月半ばから盆明けまでの酷暑の時期は量を減らして栽培。代表の入澤靖昭さん（４６）は「西日本で夏秋レタスの産地がなく、消費者や実需者から重宝されるなど、やる意味がある。天候に合わせて栽培するのは難しいが、生産者が増え産地化してほしい」と話しています。