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小学生が特産キュウリを収獲/久米南町
手慣れた様子でキュウリを収獲する児童
岡山県久米南町立弓削小学校の3・4年生の児童が、7月2日、久米南キュウリ部会の光元一郎さんのほ場を訪れ、作業や収穫を体験しました。JA全農おかやまと、県のきゅうり部会が食農教育の一環で主催しました。 部会は51戸が6㌶でキュウリを栽培する県内一の産地。児童らは町の特産を学ぼうと、キュウリを栽培し1000本を目標に、毎年JAの選果場へ出荷しています。プロの生産者の栽培現場を見学し、地元の特産を学ぼうと14年前からほ場を訪れています。 児童らは旬を迎えた50㌃の露地キュウリの畑で、作業を体験。光元さんら生産者に教わりながら下葉の除去作業や収穫を熱心に行いました。ハウスでは断面が星やハート形になるよう、2日前に光元さんが専用の器具に入れ、育てたキュウリを探して収穫。見つけた児童が笑顔で歓声をあげていました。取れたてのキュウリの皮をむいて氷水で冷やした「アイスきゅうりん」を作って試食するなど、特産に親しみました。 児童は「光元さんはたくさんキュウリを植えていて、キュウリをつくるマスターみたいですごいと思った」「町に特産があるのは良いことだと思う。あまりキュウリは好きではなかったけど、段々食べられるようになってきた。これからも残さず食べるようにしたい」と感想を話しました。 光元さんとJAは「長年栽培が続く町の特産を知ってもらい、自分たちが作ったことを思い出して、将来外へ向けて発信してほしい」と話しています。