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冬の特産「冬桃がたり」出荷最盛/吉備路もも出荷組合

玉の大きさや傷の有無を確認

JA晴れの国岡山の吉備路もも出荷組合は11月中旬、今シーズンのモモの最後を飾る極晩生品種「冬桃がたり」の出荷を始めました。

「冬桃がたり」は平均糖度15度以上と高糖度で、なめらかな肉質と芳香が特徴。冬に成熟する白桃として希少性が高く、日持ちが良いことから、ギフトとしても人気が高まっています。今年は高温少雨の影響でやや小玉傾向でしが、食味良好に仕上がりました。同出荷組合の板敷隆史組合長は「生産者が増え、木も年々大きくなり出荷量が増えている。徹底した水管理で順調に仕上がった」と話し、夏のモモより2倍以上の高値で市場取引される冬モモの販売高アップにも意欲をみせました。

今年の「冬桃がたり」は同組合員数96人のうち60人が約2.4ヘクタールで栽培。昨年の11トンを上回る13トンの出荷量を目指し、岡山をはじめ東京や大阪の市場を中心に12月中旬まで出荷を予定しています。

 

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