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「旬感広場」グランドオープンに向け竣工・落成式
竣工式で玉串奉奠を行う内藤組合長
JA晴れの国岡山は11月14日、岡山県総社市に建設した大型複合施設「旬感広場」の竣工・落成式を行いました。2020年4月の8JA合併以後、重点事業としてJAをあげて取り組み、基幹施設としての機能を持ちます。JA役員ら関係者約20人が、12月13日にグランドオープンを迎える同施設の完成を祝しました。
旧山手支店・山手直売所を運営しながら、延床面積2839㎡・鉄骨2階建を建設。今年4月に先行オープンした1階の農畜産物直売所「晴れのち晴れ」に加え、JA直営cafeレストラン「SORA&SUN」、食農教育や被災支援を想定して可動式キッチンを導入した会議室、信用店舗、16㍍四方の広々とした広場、眺望豊かなテラスを備えます。
SDGsの面でも、地域密着型組織として、持続可能な食料の供給・生産振興、環境負荷の軽減を進めます。太陽光発電システムと蓄電システムの導入をはじめ、レジ袋の廃止、食品売場での再生トレーの積極的な活用に取り組みます。また、牡蠣殻を餌に加えた「里海卵」や、地元魚屋・漁協とタイアップした豊富な魚介類・JAネットワークを生かした全国の農畜産物の販売、規格外食材を有効活用したJAオリジナル加工品やメニューの提供など多岐にわたります。
同JAの内藤敏男代表理事組合長は「施設を通して幅広い世代層が人、食、農でつながり、地域や地域農業を元気にする新たな活力・価値を創造する場としていきたい」と力を込めました。