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特産ヤマノイモ「銀沫(ぎんしぶき)」出荷始まる/真庭市

「銀沫」の出来を確認する生産者

かつやまのいも生産組合が栽培する特産ヤマノイモ「銀沫」の収穫が始まり、10月30日に真庭市の選果場で今年初めての選果作業を行いました。事前に掘り上げて乾燥させ、ヒゲ根を取るなど出荷調整を行って生産者が持ち込んだ約1㌧を、等級ごとに分けて箱や袋に詰める作業を行いました。
「銀沫」は強い粘りと甘み・風味が特徴で、全国でも産地は滋賀県と同市のみのヤマノイモ。栽培が難しく、手に入りにくいことから「幻のヤマノイモ」とも呼ばれ、秋の風物詩として全国のファンが待ち焦がれる特産品です。11月いっぱい収穫し、シーズン中約20㌧を出荷。2,500万円の販売金額を目指します。当地では約20年前から同県から種芋を譲り受け、生産者や行政、JAらが栽培方法を探りながらブランド化。現在43戸が約3㌶で取り組んでいます。今年は天候異常で生育が遅く、少雨でやや小ぶりのものが多く見られますが、味は良好に仕上がりました。綱島孝晴組合長(70)は「今年は猛暑で生育が遅れ気味となった。畝間かん水で畑の温度を下げるなど工夫し、なんとか出荷にこぎつけた。すってそのまま、とろろ飯などで楽しんで」と話します。
生育の遅れを受け、例年11月1日の販売を今年は9日から開始。銀沫を「買える・食べられる」イベント「銀沫プロジェクト」も同日からスタートします。同市勝山地区の土産物屋や農産物直売所「健康の里」やJAの直売所「きらめきの里」やオンラインショップなどで販売し、贈答用の秀品は年内には完売する見込みです。
今年度は銀沫をPRする「まにわ銀沫ねばり隊」隊長を務める同市出身で吉本興業の岡山県住みます芸人ハロー植田さんが、地元勝山高校の生徒と加工品を開発。認知度向上や担い手不足など、「銀沫」の課題解決に取り組んでいます。

 

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