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ソリダゴの出来を確認する渋谷さん
JA晴れの国岡山真庭統括本部管内で、ソリダゴの出荷が始まっています。今季は4、5月の朝晩の気温が低く、生育はやや遅れ気味ですが、品質は上々に仕上がりました。蒜山花卉部会協議会では、10戸が55㌃で栽培しています。
ソリダゴは円錐状に小さい黄色の花を付ける花で、添え花として人気です。同管内は西日本有数の産地で、地域振興品目に指定し管内全域に栽培を広げています。選果場で共同選果して生産者の負担を軽減。面積や出荷量を維持しています。
同協議会の渋谷重幸さん(73)は父が花を作っていたことや、友人に誘われるなどして退職後にソリダゴの栽培を始め、現在4棟で栽培。「防除や間引きは大変だが、選果場があることと、年に2回収穫が出来ることが栽培のメリット」と話しています。
同協議会では6月と盆前をピークに12月上旬まで関西圏の市場へ約34万本を出荷します。