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キュウリ出荷スタート/津山統括本部
キュウリを収獲する木戸さん
県内6割のシェアを誇るキュウリの産地、JA晴れの国岡山津山統括本部管内でハウスキュウリの出荷が始まりました。
久米南キュウリ部会の木戸孝明さん(51)は20㌃で露地とハウスを組みあわせ、1000本を栽培。6月中旬からハウスの出荷を始めました。品質も上々で順調に出荷が進み、7月上旬からは露地の収穫を予定しています。「研究熱心な生産者から聞いた効率のよい作業方法などの情報を共有し、栽培に生かしている」と話します。
同部会は51戸が6㌶で栽培。町内の小学校で栽培の指導を行ったり、県立中国学園大学の協力で規格外キュウリを使ったレシピを作るなど、PRや食農教育、担い手対策などにも力を注ぎます。今年度は新規栽培者4戸が加入。部会員が園地を見回るなどしてフォローアップしまする。牡蠣殻を散布して育てる「里海野菜」にも取り組み、循環型農業をアピールし、付加価値を高めて販売しまする。今シーズンは11月まで600㌧を目標に県内市場を中心に出荷します。