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「なぎビーフ」で森の芸術祭盛り上げる/奈義町
コースの1つを手にする来場者
奈義町やJAなどで組織する実行委員会は9月28日、芸術と食を一緒に楽しめるイベント「アートdeミートNagi2024」を同町の奈義町現代美術館周辺で開きました。
畜産業が盛んな同町の「なぎビーフ」や「おかやま黒豚」の認知度向上を目的に、SNSなどで若者に人気の同美術館と協力し、2016年から開いています。今回は町政70周年を記念し、「森の芸術祭 晴れの国・岡山」とコラボして開催しました。
岡山にゆかりのある5人のシェフが、「なぎビーフ」や「おかやま黒豚」を使った料理を提供。ビーフシチューやステーキなどに同町産の野菜を添えたり、盛り付けにも工夫を凝らし、目も舌も楽しめる特別料理に仕立てました。
会場内では歌手や地区の伝統芸能「横仙歌舞伎」などのステージ、アートエキシビジョンなどの催しが満載。チケットは美術館の入場券もセットになっており、前売りと当日券合わせて約500人が県内外から訪れ、芸術と絶品料理を楽しいました。
県外から訪れた女性2人組は「森の芸術祭とおいしい料理を楽しみにしてきた。なぎビーフは始めて食べたが柔らかくて本当においしい。ふるさと納税でも取り扱っているようなので利用を検討したい」と笑顔を見せました。
昼の部では役場職員とJA職員が炭火で焼いた和牛串1000本を無料で配布し、幅広い世代に「なぎビーフ」のおいしさを広めました。