ＪＡ晴れの国岡山は、１０、１１月のＪＡグループ国消国産月間に合わせ、准組合員・地域住民といった消費者を主な訴求対象に農業振興の応援団になってもらうキャンペーンを実施中です。ＬＩＮＥ公式アカウントを通じてＥＣサイトで利用できる懸賞付きクーポンを配信。「ＪＡの利用頻度が少ない」「まだ利用したことがない」といった層に向けて県産農畜産物の認知を広げ、選んで買って食べてもらう行動変容を促します。
ＬＩＮＥ公式アカウントは２０２３年に開設。組合員との対話・意思反映を進める上で重要なツールに位置付けます。今年度は正組合員、准組合員、員外の区分に応じた効果的な情報発信にとどまらず、ＪＡ店舗で利用できる組合員クーポンの提供や広報モニタリングに活用を広げました。意見・要望を基にＰＤＣＡサイクルを回し、組合員の意思を事業活動に反映させています。
准組合員からは「他の利用者との違いがわからない」「組合員ならではのキャンペーンや優遇などがあれば利用したい」といった要望が寄せられました。そこで、准組合員が県内どこからでも手軽に県産農畜産物を購入できるＥＣサイトを起点にしました。期間中の新規登録者を含め、懸賞付きクーポンを期間中に１回、准組合員、正組合員には２回の配信で優遇。総勢６００人に１０００円分のクーポンを進呈します。
内藤敏男組合長は「正組合員方と准組合員方が一体となって国消国産運動に取り組む上で、消費者である准組合員の皆さまの視点を生かした、さまざまな参加の場を提供していきたい」と意義を話します。

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