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真庭の特産がジェラートに変身/真庭市

真庭の味を楽しめるジェラート(左がイエローダイヤモンド、右がオーロラブラック)

JA晴れの国岡山真庭がブランド化する真庭市蒜山高原産スイートコーン「イエローダイヤモンド」とブドウ「オーロラブラック」を使ったジェラートが、同市でジェラートを製造販売するジェラート醍醐桜から登場しました。地元産素材と自家産ジャージー牛乳の「おいしい」コラボレーションが話題を呼んでいます。
イエローダイヤモンドは、真庭市蒜山地域特産のスイートコーンで「黄色い品種・朝どれ・JA出荷・蒜山産」の4つの条件を満たした物をブランド化して販売。「季節限定のイエローダイヤモンド」を加工することで長期間楽しんでもらおうと、真庭市が依頼して製造しました。
昨年の好評価を受け、今年は最盛期の「イエローダイヤモンド」180本を使って製造。手作業で皮をむいて粒をはずし、甘味や風味を損なわないよう湯煎してミキサーにかけ、自家製のジャージー牛乳と合わせ約800食が出来上がりました。1食分には約20g分のイエローダイヤモンドが入っており、野菜らしいさっぱりとした甘味と、コーンの香り、口に残る粒を楽しめる逸品に仕上がりました。ジェラート醍醐桜では「牛乳との相性はばっちり。ポタージュとは一味違う、よいものができた」と話します。店舗では8月9日から販売し、毎日コンスタントに販売が進んでます。
今回初めて岡山生まれのブドウ「オーロラブラック」を利用したジェラートも開発。選果場から直送した取れたてを使い、皮ごと調理しました。まだ流通が少なく珍しい品種で、ジェラートを食べてもらうことで、知名度アップを狙います。
ジェラートは店舗のほか、9月4日から9日まで大阪市の阪急うめだ本店で開かれる、真庭市の特産品を扱う催事でも販売。数量限定で、盛り付けのみで販売します。

6日には同JAまにわぶどう部会が栽培する「オーロラブラック」も販売します。
JAでは「多くの人にオーロラブラック、イエローダイヤモンドの名を知ってもらうチャンス。びっくりするくらいおいしいジェラートに変身しているので、ぜひ食べて真庭の味を楽しんでほしい」と話しています。

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