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濃紫が鮮やか。リンドウ出荷最盛/奥津花き生産組合リンドウ部会

「おかやま夢りんどう」を収穫する森さん

盆に向け、鏡野町でリンドウの出荷が最盛期を迎えています。

JA晴れの国岡山奥津花き生産組合リンドウ部会の森浩介部会長(49)は、鏡野町富西田ににある40㌃のほ場で2種類の「おかやま夢りんどう」や「ブルースカイセト」など7品種を栽培しています。暑さの影響で開花が前倒しになるのを防ぐため、遮光ネットをかけるなどして対策し、盆に合わせて開花を調整。8月に入ってから出荷を本格化させた。森部会長は「暑さに対応するのが大変だった。冷涼な気候で、きれいな濃い紫になる。仏花だけでなく、花束などのアレンジでも楽しんでみて」と話します。組合全体で年間15万本を岡山や関西などの市場へ出荷します。

当地は岡山県のリンドウ発祥の地で、約50年以上前から栽培が始まりました。標高が高く冷涼な気候の中で育つ花は濃い紫が鮮やかで品質よく仕上がり、岡山県のオリジナル品種「おかやま夢りんどう」は当地の花から種を採り開発されました。

生産者の拡大を目的に、昨年から標高100㍍ほどの平地での栽培を試験的にスタート。今年初めて6月初旬からの出荷にこぎ着けました。リンドウは元々高山植物で暑さに弱く、栽培適地が200㍍以上と限られていましたが、実証によって温暖な南部地域でも栽培ができることがわかりました。適地が広がることで生産者の拡大を図り、以前より1カ月以上早く出荷が始まることで長期間のリレー出荷につなげ、産地の維持・発展を目指します。

 

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